DMM CFDに興味があっても、
「どんなCFDを取引できるの?」
「レバレッジや手数料はどうなっている?」
「自分に合ったCFD会社なの?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
DMM CFDは、DMM.com証券が提供するCFDサービスです。
日経225やS&P500などの株価指数に加えて、金・原油などの商品を取引できます。
この記事では、DMM CFDの取扱銘柄やレバレッジ、取引コスト、取引ツール、メリット・デメリット、口座開設まで初心者向けにわかりやすく解説します。
DMM CFDとは?
DMM CFDは、株式会社DMM.com証券が提供するCFDサービスです。
株価指数を対象とする「DMM CFD-Index」と、商品を対象とする「DMM CFD-Commodity」があります。
CFDは、対象となる資産そのものを保有するのではなく、新規取引時と決済時の価格差などによって損益が決まる差金決済取引です。
DMM CFDの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社DMM.com証券 |
| 取扱銘柄 | 22銘柄 |
| 株価指数CFD | 8銘柄 |
| 商品CFD | 14銘柄 |
| 株価指数CFDのレバレッジ | 10倍 |
| 商品CFDのレバレッジ | 20倍 |
| 取引手数料 | 無料 |
| 初回入金額 | 指定なし |
| ロスカット | 証拠金維持率50%以下 |
| 追加証拠金 | 判定時に証拠金維持率100%未満の場合 |
| 取引環境 | PC・スマホ対応 |
DMM CFDでは、株価指数CFDは取引金額の約10%、商品CFDは約5%の証拠金で取引します。取引手数料は無料ですが、スプレッドや各種調整額などは別に確認する必要があります。
DMM CFDの取扱銘柄
DMM CFDでは、株価指数と商品を取引できます。現在、合計22銘柄が用意されています。
株価指数CFD
DMM CFD-Indexでは、次の8銘柄を取引できます。
- 日本225
- 米国NYダウ30
- 米国ナスダック100
- 米国S&P500
- 中国A50
- イギリス100
- ドイツ40
- ユーロ50
日本・米国だけでなく、中国や欧州の代表的な株価指数も対象になっています。
主要な株価指数CFDについては、それぞれの特徴や値動きに影響する材料も確認しておきましょう。
DMM CFDで取り扱っている主要な株価指数については、
以下の参考記事で、それぞれの特徴や値動きの要因を詳しく解説しています。
参考記事:「日経225 CFDとは?」
参考記事:「NYダウ CFDとは?」
参考記事:「NASDAQ100 CFDとは?」
参考記事:「S&P500 CFDとは?」
商品CFD
DMM CFD-Commodityでは、金や原油をはじめ、貴金属・エネルギー・農産物などの商品を取引できます。
主な取扱商品は次のとおりです。
| 分類 | 銘柄 |
|---|---|
| エネルギー | 原油、天然ガス |
| 貴金属 | 金スポット、銀スポット |
| 穀物 | コーン、大豆、小麦 |
| 畜産物 | 生牛、赤身豚肉 |
| その他農産物 | 綿花、砂糖、コーヒー、ココア、オレンジジュース |
株価指数だけでなく、金・原油などの商品へ取引対象を広げたい場合にも選択肢になります。
DMM CFDでも取引できる金CFDについて、仕組みや価格が動く要因、リスクを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
参考記事:「金CFDとは?ゴールドを取引する仕組み・特徴・リスクを解説」
原油CFDについて、WTI原油を取引する仕組みや特徴、リスクを確認したい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
参考記事:「原油CFDとは?WTI原油を取引する仕組み・特徴・リスクを解説」
個別株CFDは取り扱っていない
現在のDMM CFDでは、日本株や米国株などを1社ずつ取引する個別株CFDは取り扱っていません。
そのため、株価指数や商品を中心に取引したい場合には選択肢になりますが、特定企業の株価をCFDで取引したい場合は、ほかのCFD会社も比較する必要があります。
DMM CFDのレバレッジ・証拠金
DMM CFDでは、株価指数と商品でレバレッジが異なります。
株価指数CFDはレバレッジ10倍
DMM CFD-Indexのレバレッジは10倍で、総約定代金の約10%が必要証拠金となります。
例えば100万円相当のポジションであれば、単純計算では必要証拠金は約10万円です。
ただし、必要証拠金=余裕を持って取引できる資金ではありません。
相場が予想と反対方向へ動いた場合の損失も考えて、取引数量を決めることが重要です。
商品CFDはレバレッジ20倍
DMM CFD-Commodityのレバレッジは20倍で、総約定代金の約5%が必要証拠金となります。
株価指数CFDより少ない証拠金で同じ金額のポジションを持てる一方、ポジションを大きくすれば損失も大きくなる可能性があります。
実際の必要証拠金は、銘柄・価格・取引数量などによって異なります。
DMM CFDでは証拠金シミュレーションも用意されており、取引前に必要証拠金やロスカットラインの目安を確認できます。
参考記事:「CFDのレバレッジとは?倍率とリスクを解説」
DMM CFDのロスカット・追加証拠金
DMM CFDでは、ロスカットだけでなく追加証拠金のルールも確認しておく必要があります。
参考記事:「CFDの証拠金・ロスカットとは?仕組みを解説」
証拠金維持率50%以下でロスカット
証拠金維持率が50%以下になると、システムによってロスカットが行われます。
ただし、ロスカットによって損失額が必ず一定範囲に抑えられるわけではありません。
相場が急激に変動した場合には、損失が預けている証拠金を上回る可能性もあります。
証拠金維持率100%未満で追加証拠金が発生する場合がある
毎営業日の判定時に証拠金維持率が100%を下回っている場合は、追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生した場合は、DMM.com証券が定める期限までに入金やポジション決済などによって解消する必要があります。
期限までに解消されない場合は、保有ポジションが強制決済されます。
具体的な判定時刻や解消期限は変更される場合があるため、実際に取引する際は最新のルールを確認しましょう。
DMM CFDの手数料・取引コスト
DMM CFDでは取引手数料が無料ですが、取引コストがゼロという意味ではありません。
参考記事:「CFDのスプレッド・手数料・取引コストを解説」
取引手数料は無料
DMM CFDの取引手数料は無料です。
ただし、取引手数料とは別に、スプレッドや各種調整額などが関係します。
スプレッドがある
CFDでは提示される売値と買値に差があり、この差をスプレッドといいます。
取引手数料が無料でも、スプレッドは実質的な取引コストになります。
また、市場の状況によってスプレッドが変動する場合もあるため、注文時の提示価格を確認することが重要です。
各種調整額も確認する
CFDでは、銘柄やポジションの保有状況によって金利調整額や価格調整額などが関係する場合があります。
調整額は必ず支払いになるとは限らず、条件によっては受け取りとなる場合もあります。
特にポジションを長く保有する場合は、スプレッドだけでなく各種調整額も確認しましょう。
DMM CFDの取引時間
DMM CFDの取引時間は、銘柄によって異なります。
平日の長い時間帯で取引できる銘柄もありますが、参照市場や商品によって取引できない時間帯があります。
また、夏時間・冬時間、祝日、参照市場の休場などによって取引時間が変更される場合もあります。
「CFDなら24時間いつでも取引できる」と考えず、実際に取引する銘柄の最新の取引時間を確認しましょう。
DMM CFDの取引ツール・スマホアプリ
DMM CFDでは、PC向け取引ツールとスマートフォン向けアプリを利用できます。
PCでCFDを取引できる
PCでは「DMMCFD PLUS」や「DMMCFD STANDARD」などの取引ツールが用意されています。
チャートを確認しながら注文やポジション管理ができ、DMMCFD PLUSでは画面レイアウトのカスタマイズなどにも対応しています。
スマホアプリ「DMM CFD」を利用できる
スマートフォンでは専用アプリ「DMM CFD」を利用できます。
アプリから、
- チャート確認
- 新規・決済注文
- 指値・逆指値注文
- 入出金
- ポジション管理
などを行うことができます。iOS・Androidに対応しています。
DMM CFDのメリット
DMM CFDの主なメリットを整理します。
主要な株価指数と商品を取引できる
日経225やS&P500などの株価指数に加えて、金・原油などの商品も取引できます。
株価指数と商品を中心にCFDを利用したい場合には選択肢になります。
取引手数料が無料
取引手数料が無料なので、売買手数料を気にせず取引できます。
ただし、スプレッドや各種調整額は別に確認する必要があります。
PC・スマホの両方で利用できる
PC向け取引ツールと専用スマホアプリが用意されているため、利用環境に応じて取引できます。
証拠金を事前に確認できる
証拠金シミュレーションを利用して、必要証拠金や証拠金維持率の目安を取引前に確認できます。
DMM CFDのデメリット・注意点
DMM CFDを検討するときは、次の点も確認しておきましょう。
個別株CFDを取り扱っていない
DMM CFDは株価指数と商品を対象としており、現在は個別株CFDを取り扱っていません。
特定の日本株や米国株をCFDで取引したい場合や、さらに幅広い銘柄から選びたい場合は、ほかのCFD会社も比較する必要があります。
DMM CFD以外の取扱銘柄や取引条件も確認したい方は、
参考記事:「CFD会社を比較|初心者向けの選び方と取引条件を解説」
も参考にしてください。
スプレッドや各種調整額がある
取引手数料が無料でも、スプレッドや銘柄ごとの調整額が関係します。
「手数料無料」という一点だけで判断せず、実際に取引する銘柄の条件を確認しましょう。
追加証拠金・ロスカットに注意が必要
CFDはレバレッジ取引のため、相場が予想と反対方向へ動くと証拠金維持率が低下します。
必要証拠金ぎりぎりまでポジションを持つのではなく、余裕を持った資金管理が重要です。
DMM CFDはどんな人に向いている?
DMM CFDは、日経225やS&P500などの株価指数、金・原油などの商品を中心に取引したい場合の選択肢です。
PCとスマートフォンの両方で取引できるため、利用環境を使い分けたい場合にも検討できます。
一方、個別株CFDを取引したい場合や、より多くの銘柄から選びたい場合は、ほかのCFD会社も比較するとよいでしょう。
DMM CFDの口座開設から取引開始まで
DMM CFDで取引を始める基本的な流れは、
必要事項を入力して申し込む
↓
本人確認書類などを提出する
↓
本人確認・審査
↓
アカウント登録完了
↓
資金を入金する
↓
CFD取引を開始する
という形です。
DMM.com証券ではオンラインでアカウント登録を進めることができ、公式サイトでは最短即日で取引可能と案内されています。ただし、本人確認方法や審査状況などによって実際の所要時間は異なります。
申し込めば必ずアカウントを開設できるわけではありません。
アカウント登録が完了したら資金を入金し、取引したい銘柄や取引数量、損切り水準などを確認して注文します。
口座開設前には、最新の取引条件やリスクについて公式情報も確認しておきましょう。
参考記事:「CFDの始め方・やり方を初心者向けに解説|口座開設から取引開始まで」
DMM CFDについてよくある質問
DMM CFDはいくらから始められますか?
初回入金額の指定はありませんが、実際に取引するには銘柄や取引数量に応じた必要証拠金が必要です。
必要資金は銘柄の価格や取引数量によって異なるため、最低必要証拠金だけではなく、相場変動に備えた余裕資金も考えておきましょう。
DMM CFDの口座開設に費用はかかりますか?
DMM CFDは無料でアカウント登録できます。取引手数料も無料です。
ただし、実際の取引ではスプレッドや各種調整額などが関係する場合があります。
まとめ|DMM CFDの特徴と取引条件を確認して検討しよう
DMM CFDは、DMM.com証券が提供するCFDサービスです。
主な特徴は、
- 株価指数と商品CFDを取引できる
- 取引手数料は無料だが、スプレッドや各種調整額がある
- PC・スマホの両方で取引できる
- 個別株CFDは取り扱っていない
- レバレッジ取引のため、追加証拠金やロスカットに注意が必要
といった点です。
DMM CFDは、株価指数や金・原油などの商品を中心にCFD取引をしたい場合の選択肢になります。
一方、取引手数料だけでCFD会社を選ぶのではなく、取扱銘柄、スプレッド、各種調整額、必要証拠金、取引ツールなども比較することが重要です。
自分が取引したい銘柄や取引スタイルに合っているかを確認したうえで、利用を検討しましょう。

