バイナリーオプションを始めたいと思っても、
「どの会社を選べばいい?」
「口座開設後は何をすればいい?」
「実際にはどうやって取引するの?」
と迷う人もいるでしょう。
バイナリーオプションを始める基本的な流れは、
会社を選ぶ → 口座を開設する → 入金する → 取引条件を選ぶ → オプションを購入する → 判定結果を確認する
という形です。
ただし、会社によって取扱通貨ペア、判定時刻、商品種類、購入価格、途中売却、デモ取引などの条件が異なります。
そのため、まずは利用するバイナリーオプション会社を比較することが重要です。
この記事では、国内バイナリーオプションの始め方・やり方を、会社選びから口座開設、実際の取引まで順番に解説します。
バイナリーオプションを始めるまでの流れ
まずは全体の流れを確認しておきましょう。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | バイナリーオプション会社を選ぶ |
| 2 | 口座開設・知識確認を行う |
| 3 | デモ取引などで操作を確認する |
| 4 | 取引資金を入金・振替する |
| 5 | 通貨ペア・判定時刻を選ぶ |
| 6 | 判定条件・権利行使価格を選ぶ |
| 7 | 購入価格・ペイアウトを確認する |
| 8 | オプションを購入する |
| 9 | 途中売却または満期まで保有する |
| 10 | 判定結果と損益を確認する |
実際の口座開設方法や取引画面は会社によって異なりますが、基本的にはこのような流れで取引を始めます。
※以下では、国内で提供されている購入型バイナリーオプションを中心に一般的な取引の流れを説明します。会社・商品によって注文方法や損益の仕組みが異なる場合があります。
① バイナリーオプション会社を選ぶ|国内6社を簡単比較
バイナリーオプションを始めるには、まず利用する会社を選びます。
会社によって商品内容や取引条件が異なるため、単に「BOを取引できるか」だけではなく、複数の項目を比較することが重要です。
国内6社の取扱商品、通貨ペア、還元率、取引時間、デモ対応などを詳しく比較した結果は、
「国内バイナリーオプション会社6社の比較」
でまとめています。
日本で登録された業者を確認する
国内でバイナリーオプションを始める場合は、日本で金融商品取引業の登録を受けている業者か確認しましょう。
海外業者が日本語サイトを提供していても、日本で金融商品取引業の登録を受けているとは限りません。
海外業者の日本での登録や無登録業者との取引リスクについては、
「海外バイナリーオプションは違法?国内との違い・無登録業者のリスク」
で詳しく解説しています。
金融庁の登録情報や各社公式サイトの会社情報などを確認することが基本です。
会社選びで比較したいポイント
主な比較項目は次のとおりです。
- 取扱通貨ペア
- ラダー・レンジなどの商品種類
- 取引時間
- 判定時刻
- 購入価格・取引単位
- 途中売却
- デモ取引
- 月次の総支払割合
- 損失発生口座割合
特に判定時刻や商品種類は会社によって異なるため、自分が利用したい条件に対応しているか確認しておきましょう。
国内6社の特徴を簡単に比較
国内でバイナリーオプションを提供している主な6社を簡単に整理すると、次のようになります。
| 会社 | 商品・主な特徴 |
|---|---|
| GMOクリック証券 | 「外為オプション」。FX通貨ペアのラダー取引、デモ取引にも対応 |
| GMO外貨 | 「オプトレ!」。ラダーに加えてレンジ商品も提供 |
| 楽天証券 | 「らくオプ」。ラダー方式、条件により楽天ポイントも利用可能 |
| トレイダーズ証券 | 「みんなのオプション」。FX通貨ペアのラダー取引 |
| IG証券 | FXのほか、株価指数・商品などのバイナリーオプションも取扱い |
| 外為どっとコム | 「外貨ネクストバイナリー」。FX通貨ペアのラダー取引 |
※商品内容、取扱銘柄、取引時間などは変更される可能性があるため、最新情報は各社公式サイトで確認してください。
どの会社が適しているかは、一律には決められません。
取引したい通貨ペア、判定時刻、商品種類、デモ対応など、自分が重視する条件から比較することが重要です。
還元率・損失発生口座割合も比較材料になる
国内の個人向け店頭通貨バイナリーオプションでは、各社が月次の取引実績を公表しています。
総支払割合や損失発生口座割合は、過去の顧客全体の実績を見る比較材料になります。
ただし、数値が良かった会社で将来利益を出しやすいことを意味するものではありません。1か月だけでなく、複数月の推移も確認することが重要です。
国内6社の最新月・6か月・12か月の還元率と損失発生口座割合については、
「国内バイナリーオプション6社の還元率比較」
で詳しく比較しています。
② バイナリーオプション口座を開設する
利用する会社を決めたら、口座開設を行います。
口座開設の基本的な流れ
会社によって異なりますが、一般的には、
申込み
↓
本人確認
↓
口座開設審査
↓
BO取引の申込み
↓
知識確認など
という流れになります。
会社によっては、最初にFX口座や証券総合口座を開設し、その後にバイナリーオプション口座を申し込む形式になっています。
知識確認・適合性確認が行われる
国内の個人向け店頭通貨バイナリーオプションでは、商品知識や取引経験、資産状況などが確認されます。
会社によっては、取引開始前に知識確認テストが行われます。
そのため、
口座を申し込めば誰でもすぐに取引できる
とは限りません。
商品内容やリスクを理解したうえで申し込む必要があります。
③ デモ取引などで操作方法を確認する
会社によっては、実際のお金を使わずに取引画面を試せるデモ取引を提供しています。
デモ対応の会社もある
デモ取引では、
- 通貨ペアの選択
- 判定時刻の選択
- 権利行使価格の選択
- 購入方法
- 売却方法
- 判定結果の確認
など、実際の取引に近い操作を確認できます。
初めてバイナリーオプションを利用する場合は、取引画面や商品の仕組みを理解するのに役立ちます。
デモで利益が出ても本番で同じ結果になるとは限らない
デモ取引は、商品の仕組みや操作方法を確認するためのものと考えるのが適切です。
デモで利益が出たからといって、本番でも同じ結果になるとは限りません。
実際の資金を使う場合は心理的な影響も異なるため、デモの成績だけで収益性を判断しないようにしましょう。
国内6社のデモ対応や、口座開設・登録なしで利用できるかどうかについては、
「バイナリーオプションのデモ取引」
で比較しています。
④ 取引資金を入金・振替する
口座開設が完了したら、取引に使用する資金を用意します。
会社によっては、
銀行口座 → FX・証券口座 → BO口座
のように、入金後にバイナリーオプション用口座へ資金を振り替える必要があります。
具体的な入金・振替方法は会社によって異なるため、利用する会社の案内を確認してください。
⑤ 通貨ペアと判定時刻を選ぶ
資金を用意したら、実際の取引条件を選びます。
取引する通貨ペアを選ぶ
FXを原資産とするBOでは、
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/米ドル
- 豪ドル/円
- 英ポンド/円
などから取引する通貨ペアを選びます。
取扱通貨ペアは会社によって異なります。
いつの価格で判定するかを確認する
バイナリーオプションでは、
「どちらへ動くか」だけでなく「いつ判定するか」
も重要です。
同じドル円でも、10時に判定する取引と12時に判定する取引では条件が異なります。
会社によって取引回号や判定時刻が違うため、注文前に確認しましょう。
国内6社が何時から何時まで取引できるのか、回号数・判定時刻・購入終了時刻については、
「バイナリーオプションの取引時間・判定時刻」
で比較しています。
⑥ 判定条件・権利行使価格を選ぶ
次に、どの条件で結果を判定するかを選びます。
ラダーでは権利行使価格を選ぶ
ラダーオプションでは、複数の権利行使価格から取引条件を選びます。
たとえば、
「判定時刻にドル円が160.00円より上になるか」
といった条件です。
そのため、
「ドル円が上がりそう」
という方向だけではなく、どの権利行使価格を選ぶかも重要になります。
レンジ商品では価格帯を選ぶ場合がある
レンジオプションでは、
指定された価格帯の内側に収まるか、外側になるか
などを予測します。
提供される商品種類や判定方法は会社によって異なります。
ラダーオプションとレンジオプションの仕組みや違いについては、
「バイナリーオプションのラダー・レンジとは?」
で詳しく解説しています。
⑦ 購入価格とペイアウトを確認する
判定条件を選んだら、購入価格とペイアウトを確認します。
たとえば、
- 購入価格:600円
- ペイアウト:1,000円
なら、条件成立時の利益は、
1,000円-600円=400円
です。
ペイアウト額と利益額は同じではなく、購入価格によって損益条件も変わります。
購入前には、**「いくら支払い、条件成立時にいくら受け取れるのか」**を確認しておきましょう。
購入価格が変動する理由や、購入価格・売却価格・スプレッドの考え方については、
「バイナリーオプションの購入価格・スプレッドとは?」
で詳しく解説しています。
⑧ オプションを購入する
取引条件を決めたら、注文内容を確認してオプションを購入します。
購入前の最終チェック
購入を確定する前に、少なくとも次の項目を確認しておきましょう。
- 通貨ペア
- 判定時刻
- 権利行使価格・判定条件
- 購入価格
- ペイアウト
- 購入数量
- 最大でどの程度の損失になるか
取引画面の操作がシンプルでも、注文内容を理解せずに購入しないことが重要です。
⑨ 途中売却するか満期まで保有する
商品によっては、判定時刻前に途中売却して利益を確定したり、損切りに近い使い方で損失を軽減したりできる場合があります。
ただし、途中売却すれば必ず有利になるわけではありません。
途中売却しない場合は判定時刻まで保有し、選択した条件を満たしたかどうかで結果が決まります。
途中売却による利益確定や損失軽減、売却価格の仕組みについては、
「バイナリーオプションの途中売却とは?」
で詳しく解説しています。
⑩ 判定結果と損益を確認する
判定時刻になると、選択した条件と実際の判定価格を基に結果が確定します。
購入型BOでは一般的に、
条件成立 → 所定のペイアウトを受け取る
条件不成立 → 購入金額が損失となる
という仕組みです。
ただし、境界価格の扱いや判定方法など、細かな条件は商品によって異なります。
取引後は勝ち負けだけでなく、
購入価格・利益額・損失額・累計損益
も確認することが重要です。
勝率だけでなく、購入価格から何%の勝率が必要になるのかを確認したい場合は、
「バイナリーオプションの勝率・損益分岐点とは?」
も参考にしてください。
バイナリーオプションはいくらから始められる?
国内の購入型バイナリーオプションには、1口あたり1,000円未満で購入できる商品もあります。
そのため、大きな資金を用意しなくても取引できる商品があります。
ただし、
少額で購入できる=リスクが低い
という意味ではありません。
1回の購入金額が小さくても、短時間に何度も取引すれば損失が積み重なる可能性があります。
最低購入価格だけではなく、1回あたりの購入金額と取引回数を合わせて管理することが重要です。
最低購入価格や取引単位は会社・商品によって異なり、変更される場合もあるため、最新の取引条件を確認してください。
バイナリーオプションを始めるときの注意点
バイナリーオプションは取引画面の操作自体は比較的シンプルですが、継続的に利益を出すことまで簡単という意味ではありません。
短時間で何度も取引しすぎない
BOは比較的短い時間で結果が決まるため、繰り返し取引しやすい特徴があります。
しかし、取引回数が増えれば、それだけ損失が積み重なる可能性もあります。
取引できる回数と、取引すべき回数は同じではありません。
余裕資金の範囲で取引する
購入できる金額と、自分が負担できる損失額は別です。
生活費や近いうちに必要となる資金ではなく、損失が発生しても生活に影響しない余裕資金の範囲で考えることが重要です。
「必ず勝てる」「簡単に稼げる」という情報に注意する
SNSや情報商材などでは、
「必ず勝てる」
「高勝率で稼げる」
「このサインだけで勝てる」
といった情報が見られることがあります。
しかし、将来の相場を確実に予測する方法はありません。
非常に高い勝率や利益を保証するような情報には注意しましょう。
まとめ
バイナリーオプションを始める基本的な流れは、
会社を選ぶ → 口座を開設する → 資金を用意する → 取引条件を選ぶ → 購入する → 判定結果を確認する
という形です。
特に重要なのは、
- まず国内の登録業者を比較する
- 口座開設後は知識確認や入金などを行う
- 通貨ペア・判定時刻・判定条件を確認する
- 購入価格とペイアウトを確認してから購入する
- 購入後は途中売却または満期まで保有する
- 少額取引でも取引回数や損失額を管理する
という点です。
バイナリーオプションを始めるときは、
まず「国内バイナリーオプション会社6社の比較」で利用する会社を比較してみましょう。
会社によって取扱商品、判定時刻、取引条件、デモ対応などが異なるため、複数社を比較し、気になる会社については商品内容や取引ルールまで確認してから口座開設を検討しましょう。

