GMOクリック証券では、FXの通貨ペアを対象としたバイナリーオプション「外為オプション」を提供しています。
外為オプションは、満期時点の為替レートが選択した権利行使価格以上になるか、未満になるかを予測するラダーオプションです。
5通貨ペアに対応し、1日10回号、1回号3時間で取引できます。購入価格は1枚あたり約50円~999円で、条件を満たした場合のペイアウトは1枚1,000円です。途中売却や無料デモにも対応しています。
この記事では、GMOクリック証券「外為オプション」の取引ルール、購入価格、判定時刻、還元率、メリット・注意点などを初心者向けに解説します。
※商品内容や取引条件は変更される場合があります。実際に取引するときはGMOクリック証券の最新情報を確認してください。
GMOクリック証券「外為オプション」とは?
外為オプションは、為替レートを対象としたラダー型のバイナリーオプションです。
満期時点の為替レートが、選択した権利行使価格に対して、
- 以上になる
- 未満になる
のどちらになるかを予測します。
予測した条件を満たした場合は1枚1,000円のペイアウトを受け取り、条件を満たさず途中売却もしていなければ、購入金額が損失となります。新規取引は購入から始めるため、最大損失額は購入金額と同額です。
なお、GMOクリック証券は、金融先物取引業協会が公表する2014年1月~2025年12月の月次データをもとにした自社集計で、バイナリーオプション国内取引シェア12年連続No.1と公表しています。
ラダーオプションの仕組みやレンジオプションとの違いについては、
「バイナリーオプションのラダー・レンジとは?」で詳しく解説しています。
「外為オプション」の基本スペック
主な取引条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 外為オプション |
| オプションタイプ | ラダー |
| 取扱通貨ペア | 5通貨ペア |
| 取引単位 | 1枚 |
| 購入価格 | 約50円~999円/1枚 |
| ペイアウト | 1,000円/1枚 |
| 回号 | 1日10回 |
| 1回号 | 3時間 |
| 次の回号 | 2時間ごとに開始 |
| 途中売却 | 可能 |
| 取引手数料 | 0円 |
| 口座開設・維持費 | 0円 |
| デモ取引 | あり |
現在の外為オプションは、1回号3時間で、2時間ごとに次の回号が始まります。取引手数料と口座開設・維持費用は0円です。
取扱通貨ペアは5種類
取扱通貨ペアは次の5種類です。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- ユーロ/米ドル
主要な円絡みの通貨ペアに加えて、ユーロ/米ドルも対象になっています。
取引手数料・口座維持費は無料
外為オプションの取引手数料、口座開設・維持費用は0円です。
ただし、オプションには購入価格と売却価格があるため、手数料無料=取引コストを考えなくてよいという意味ではありません。
「外為オプション」の取引時間・判定時刻
外為オプションは、月曜日から金曜日の午前8時~翌午前5時に取引でき、1日10回号が設定されています。
1日10回・1回号は3時間
各回号は3時間ですが、2時間ごとに次の回号が始まります。
そのため、第1回が終わってから第2回が始まるのではなく、複数の回号が一部重なりながら進む仕組みです。
| 回号 | 開始 | 判定時刻 |
|---|---|---|
| 第1回 | 8:00 | 11:00 |
| 第2回 | 10:00 | 13:00 |
| 第3回 | 12:00 | 15:00 |
| 第4回 | 14:00 | 17:00 |
| 第5回 | 16:00 | 19:00 |
| 第6回 | 18:00 | 21:00 |
| 第7回 | 20:00 | 23:00 |
| 第8回 | 22:00 | 翌1:00 |
| 第9回 | 翌0:00 | 翌3:00 |
| 第10回 | 翌2:00 | 翌5:00 |
通常はこのスケジュールですが、経済指標の発表や年末年始など、市場環境によって回号が調整される場合があります。
満期2分前に注文受付が終了する
各回号では、満期時刻の2分前以降、新規購入・途中売却ともに注文受付が停止します。
たとえば第1回の判定時刻は11時ですが、11時直前まで取引できるわけではありません。
「回号の終了時刻」と「実際に注文できる最終時刻」は異なる点に注意しましょう。
国内各社の回号数や判定時刻、購入終了時刻を比較したい場合は、
「バイナリーオプションの取引時間・判定時刻」も参考にしてください。
「外為オプション」の購入価格と損益の仕組み
外為オプションは1枚あたり約50円~999円で購入でき、条件を満たした場合のペイアウトは1枚1,000円です。
購入価格によって利益額が変わる
たとえば1枚を600円で購入した場合、
ペイアウト1,000円-購入価格600円=利益400円
となります。
同じ1,000円のペイアウトでも、
| 購入価格 | 条件成立時の利益 |
|---|---|
| 300円 | 700円 |
| 500円 | 500円 |
| 800円 | 200円 |
のように利益額が変わります。
つまり、購入価格が違えば、利益を残すために必要な勝率も変わるということです。
予測が外れた場合の最大損失は購入金額
途中売却をせず満期まで保有した場合、最大損失額は購入金額と同額です。そのため証拠金やロスカットはありません。
たとえば600円で購入し、途中売却をせず、満期時に条件を満たさなかった場合は600円が損失となります。
ただし、1回の損失額が限定されていても、取引を何度も繰り返せば累計損失が大きくなる可能性があります。GMOクリック証券も、過度に投機的な取引では累計損失が大きくなる可能性があると注意を促しています。
オプションの購入価格が変動する仕組みについては、
「バイナリーオプションの購入価格・スプレッドとは?」で詳しく解説しています。
「外為オプション」は途中売却できる
外為オプションでは、購入したオプションを満期まで必ず保有する必要はありません。
取引可能時間中であれば途中売却でき、一度売却したあとに再び購入することも可能です。
たとえば、購入後に相場が予測方向へ動いた場合、判定時刻まで待たずに売却して利益を確定する選択ができます。
反対に、予測と逆方向へ動いた場合に途中売却し、満期まで保有するより損失を抑えるという判断も考えられます。
ただし、途中売却時の価格は購入価格と同じとは限りません。オプション価格は相場や判定までの残り時間などによって変化するため、途中売却すれば必ず有利になるわけではありません。
途中売却による利益確定や損失軽減、売却価格の考え方については、
「バイナリーオプションの途中売却とは?」
で詳しく解説しています。
GMOクリック証券の還元率・損失発生口座割合
GMOクリック証券では、外為オプションについて毎月、
- 総取引金額に対する総支払金額の割合
- 取引口座に対する損失発生口座の割合
を公表しています。
最新の還元率は95.14%
2026年7月の月次実績は、
- 総支払割合(還元率):95.14%
- 損失発生口座割合:75.18%
でした。
GMOクリック証券では、
- 総取引金額=顧客の購入金額の合計
- 総支払金額=途中売却金額やペイアウト金額など顧客への支払額の合計
- 損失発生口座=月間通算損益がマイナスとなった口座
としています。
したがって、還元率95.14%とは、
「95.14%の確率で勝てる」
という意味ではありません。
あくまで、その月の顧客全体の購入総額に対して、顧客側へ支払われた金額の割合です。
GMOクリック証券では、過去の還元率と損失発生口座割合も公式に公表しています。最新値や過去の推移を確認したい場合は、公式資料を確認できます。
GMOクリック証券を含む国内6社の最新月・6か月・12か月の還元率を比較した結果は、
「国内バイナリーオプション6社の還元率比較」
でまとめています。
「外為オプション」のメリット
1枚1,000円未満から取引できる
購入価格は1枚約50円~999円で、1枚から取引できます。
少額から利用できることは特徴ですが、金額が小さいからといって取引回数を増やしすぎないことも重要です。
ラダー型で商品構造が比較的シンプル
外為オプションは、権利行使価格に対して満期時の為替レートが以上か未満かを予測するラダーオプションです。
現在はレンジなど別タイプを使い分ける必要がないため、商品構造は比較的シンプルです。
ただし、仕組みがシンプルだからといって、将来の為替レートを予測することまで簡単になるわけではありません。
「外為オプション」のデメリット・注意点
取扱通貨ペアは5種類
外為オプションは主要5通貨ペアに対応していますが、より多くの通貨ペアから選びたい場合には、他社サービスも比較候補になります。
レンジオプションには対応していない
現在の外為オプションはラダーオプションです。
一定の価格帯に収まるかどうかを予測するレンジオプションを利用したい場合は、対応する別会社を比較する必要があります。
購入価格によって必要な勝率が変わる
ペイアウトが1,000円固定でも、購入価格によって損益分岐となる勝率は異なります。
単純化すると、
- 500円で購入 → 損益分岐勝率50%
- 600円で購入 → 損益分岐勝率60%
- 800円で購入 → 損益分岐勝率80%
となります。
(※ペイアウト1,000円、途中売却を行わず満期まで保有する場合の単純計算です。)
そのため、単純に「上か下かを当てればよい」と考えるのではなく、購入価格を含めて損益を考えることが重要です。
購入価格から損益分岐となる勝率を計算する方法については、
「バイナリーオプションの勝率・損益分岐点とは?」
で詳しく解説しています。
取引を繰り返すと累計損失が大きくなることがある
1回あたりの最大損失が購入金額に限定されていても、取引を繰り返せば損失は積み重なります。
GMOクリック証券も外為オプションをリスクの高い金融商品と位置付け、過度に投機的な取引による累計損失について注意を促しています。
GMOクリック証券の「株価指数バイナリーオプション」との違い
GMOクリック証券には、「外為オプション」とは別に株価指数バイナリーオプションもあります。
外為オプションはFXの通貨ペアを対象とするのに対し、株価指数バイナリーオプションは日本225や米国30などの株価指数を対象とする別の商品です。株価指数BOもラダー型で、ペイアウトは1枚1,000円です。
この記事で解説しているのは、**為替を対象とした「外為オプション」**です。
「外為オプション」の無料デモを試す
GMOクリック証券では、外為オプションの無料デモを提供しています。
デモは、
- 登録不要
- ログイン不要
- 無料
- PC・スマートフォン対応
で利用できます。
初期仮想元本は1,000万円で、利用開始から1週間経過すると口座状況がリセットされます。
本番取引の前に、
- 権利行使価格の選び方
- 購入価格の変化
- 回号
- 判定時刻
- 途中売却
- 取引画面の操作
などを確認しておくと、商品を理解しやすくなります。
GMOクリック証券を含む国内6社のデモ対応については、
「バイナリーオプションのデモ取引」
で比較しています。
GMOクリック証券で「外為オプション」を始めるには?
FX取引口座を開設する
外為オプションを利用するには、GMOクリック証券のFX取引口座が必要です。
FX取引口座をすでに開設している場合は、外為OP取引口座を追加で申し込めます。FX取引口座をまだ持っていない場合は、外為オプションとの同時申込みも可能です。
外為オプション口座を申し込む
FX口座を持っている場合は、PC会員ページや対応するスマートフォンアプリから外為OP取引口座を追加申込みできます。
また、外為オプションには商品知識を確認するための知識確認テストが用意されています。
実際に申し込むときは、最新の口座開設条件や取引説明書を確認してください。
バイナリーオプション会社の選び方から口座開設、入金、購入、判定までの全体の流れは、
「バイナリーオプションの始め方・やり方」で解説しています。
GMOクリック証券「外為オプション」はどんな人が比較候補?
外為オプションは、
主要通貨ペアでシンプルなラダー取引をしたい人や、無料デモで操作を確認してから取引したい人
の比較候補になります。
一方、より多くの通貨ペアを取引したい場合や、レンジオプションを利用したい場合には、他社サービスも比較した方がよいでしょう。
GMOクリック証券と他社の取扱通貨ペア、商品種類、還元率、デモ対応などを比べたい場合は、
「国内バイナリーオプション会社6社の比較」を参考にしてください。
会社を選ぶときは、知名度や少額取引だけでなく、還元率、購入価格、取扱通貨ペア、判定時刻なども合わせて比較することが大切です。
まとめ
GMOクリック証券の「外為オプション」は、FXの5通貨ペアを対象としたラダー型のバイナリーオプションです。
主な特徴は、
- 5通貨ペア
- ラダーオプション
- 1日10回号
- 1回号3時間
- 1枚約50円~999円
- ペイアウト1枚1,000円
- 途中売却可能
- 無料デモあり
となっています。
2026年7月の月次実績では、総支払割合(還元率)は95.14%、損失発生口座割合は75.18%でした。
ただし、還元率は過去の顧客全体への支払割合であり、自分自身の将来の勝率を表す数字ではありません。
購入価格・必要な勝率・取扱通貨ペア・判定時刻・途中売却なども合わせて比較し、自分の取引条件に合うかを確認することが重要です。

