NASDAQ100 CFDを取引しようとすると、
「どの証券会社で取引できる?」
「少額から始めやすい会社はどこ?」
「スプレッドや取引時間には違いがある?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
NASDAQ100 CFDは、DMM CFD、GMOクリック証券、IG証券、Plus500証券など複数の会社で取り扱われています。
ただし、同じNASDAQ100を対象とするCFDでも、最低取引数量・スプレッド・取引時間・商品仕様などは会社によって異なります。
そのため、NASDAQ100 CFDを取り扱っているかだけでなく、自分の資金や取引方法に合った条件かを比較することが重要です。
この記事では、NASDAQ100 CFDを取り扱う主な証券会社を比較し、少額取引・スプレッド・取引時間などから選ぶポイントを解説します。
NASDAQ100 CFDにおすすめの証券会社を比較
NASDAQ100 CFDを取り扱う主な証券会社について、比較したいポイントを整理すると次のようになります。
| 証券会社 | NASDAQ100系の銘柄 | 最低取引数量 | スプレッドの確認方法 | 取引時間の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| DMM CFD | 米国ナスダック100 | 1Lot=1単位 | マーケット情報・取引画面 | 夏時間は7:00~翌5:50 |
| GMOクリック証券 | 米国NQ100・米国NQ100ミニ | 0.1枚から | 過去の配信実績を公表 | 夏時間は7:00~翌5:59 |
| IG証券 | 米国テク株100 | 銘柄・取引タイプで確認 | 取引システムなど | 平日は原則24時間取引 |
| Plus500証券 | Nasdaq 100 | 銘柄ページ・取引画面で確認 | 銘柄ページ・取引画面 | 最新の取引時間を確認 |
※2026年8月時点の各社公式情報をもとに整理しています。最低取引数量、スプレッド、取引時間などは変更される場合があります。実際に取引する際は各社の最新情報を確認してください。
DMM CFDの米国ナスダック100は1Lot=1単位です。GMOクリック証券では、株価指数先物を参照するCFDを0.1枚から取引できます。
IG証券の米国テク株100は、平日は原則24時間取引に対応しています。ただし、休止時間や休場日などがあるため、実際の取引時間は最新情報を確認する必要があります。
また、各社では「1Lot」「0.1枚」など取引単位の定義が異なります。
そのため、最低取引数量の数字だけでは少額取引のしやすさを比較できません。
最小数量を取引した場合の必要証拠金まで確認して比較しましょう。
NASDAQ100 CFDとは?
NASDAQ100 CFDは、NASDAQ100指数の値動きを対象に取引する株価指数CFDです。
現物株を直接保有するのではなく、証拠金を利用して買い・売りの両方向から価格変動を取引できます。
詳しい仕組みや特徴については、以下の記事で解説しています。
参考記事:「NASDAQ100 CFDとは?仕組み・特徴・リスクを解説」
NASDAQ100 CFDの証券会社を選ぶポイント
NASDAQ100 CFDを比較するときは、最低取引数量だけでなく、スプレッドや取引時間、商品仕様なども確認します。
最低取引数量・必要資金を比較する
少額からNASDAQ100 CFDを取引したい場合は、証拠金率だけでなく最低取引数量と取引単位を確認しましょう。
DMM CFDの米国ナスダック100は1Lot=1単位です。
GMOクリック証券では通常の「米国NQ100」に加えて、取引金額を抑えた「米国NQ100ミニ」を取り扱っており、株価指数先物を参照するCFDを0.1枚から取引できます。
GMOクリック証券は2026年6月29日時点の米国NQ100ミニについて、最低必要証拠金の目安を約4,800円と案内しています。
ただし、必要証拠金は指数価格や為替レートなどによって変動します。
したがって、
最低取引数量の数字ではなく、最小数量を取引した場合に実際にいくら必要になるのか
を見ることが重要です。
参考記事:「CFDはいくらから始められる?少額取引の最低資金・必要証拠金を初心者向けに解説」
スプレッド・取引コストを比較する
NASDAQ100 CFDを短期売買する場合は、スプレッドも重要な比較項目です。
ただし、会社によってスプレッド情報の公表方法は異なります。
GMOクリック証券が公表した2026年7月の米国NQ100ミニでは、最小スプレッド実績1.8USD、平均スプレッド実績1.8USD、提示率99.8%でした。
一方、会社によっては取引画面や銘柄ページで、その時点のスプレッドを確認する方式になっています。
過去1か月の平均実績と、ある時点の提示スプレッドは同じ条件の数値ではありません。
そのため、
「表示されている数字が小さい会社=必ず実際の取引コストも低い」
とは判断せず、確認時点・取引数量・その他のコストも含めて比較しましょう。
参考記事:「CFD会社のスプレッドを比較|日経225・金・原油など主要銘柄の取引コストを確認」
取引時間を比較する
NASDAQ100 CFDは、米国株式市場の通常取引時間だけでなく、平日の長い時間帯で取引できる商品があります。
DMM CFDの米国ナスダック100は、米国夏時間では月曜日から金曜日の7:00~翌5:50、冬時間では8:00~翌6:50です。
GMOクリック証券の米国NQ100・米国NQ100ミニは、夏時間では7:00~翌5:59、冬時間では8:00~翌6:59となっています。
IG証券の米国テク株100は、平日は原則24時間取引に対応しています。
ただし、休止時間・休場日・祝日などによって通常とは異なる場合があります。
日本時間の夜間や早朝に取引したい場合は、開始・終了時刻だけでなく、途中の取引休止時間なども確認しましょう。
NASDAQ100 CFDは平日の長い時間帯で取引できるサービスがありますが、取引時間や休止時間は会社によって異なります。
参考記事:「CFD会社の取引時間を比較|日経225・NASDAQ100・金・原油の取引可能時間を確認」
NASDAQ100 CFDの商品仕様を確認する
同じNASDAQ100を対象とするCFDでも、商品仕様が完全に同じとは限りません。
例えばGMOクリック証券では、E-mini NASDAQ100先物を参照する「米国NQ100」と、Micro E-mini NASDAQ100先物を参照する「米国NQ100ミニ」を取り扱っています。
Plus500証券のNasdaq 100もNASDAQ100指数先物を原資産とするCFDで、限月やロールオーバーに関する仕組みがあります。
比較するときは、
- 参照する原資産
- 取引単位
- 最低取引数量
- 各種調整額
- 限月・ロールオーバーの有無
などを確認しましょう。
取引ツール・スマホアプリを確認する
実際に取引するときは、チャートの見やすさ、成行・指値・逆指値などの注文機能、スマホでのポジション管理なども確認しておきましょう。
スプレッドや最低取引数量だけでなく、自分が継続して利用しやすい取引環境かも比較項目の一つです。
NASDAQ100 CFDを扱う証券会社の特徴
ここでは、各社の違いが分かりやすい部分に絞って整理します。
DMM CFD
DMM CFDでは「米国ナスダック100」を取り扱っています。
このほか、米国NYダウ30・米国S&P500・日本225などの主要株価指数や、金・原油などの商品CFDも取り扱っています。
主要な株価指数と商品CFDを一つのサービスで確認できることが特徴です。
参考記事:「DMM CFDとは?特徴・取扱銘柄・メリット・デメリットを解説」
GMOクリック証券
GMOクリック証券では「米国NQ100」と「米国NQ100ミニ」を取り扱っています。
通常タイプに加えて取引金額を抑えたミニCFDがあり、スプレッドについて月ごとの配信実績を公表していることも特徴です。
NASDAQ100以外にも、株価指数・商品・米国株など幅広いCFDを取り扱っています。
GMOクリック証券CFDの取扱銘柄や取引条件、メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
参考記事:「GMOクリック証券CFDとは?特徴・取扱銘柄・メリット・デメリットを解説」
IG証券
IG証券ではNASDAQ100を対象とする「米国テク株100」を取り扱っています。
米国テク株100は平日は原則24時間取引に対応しており、日経平均やS&P500など世界のさまざまな株価指数CFDも取り扱っています。
IG証券CFDの取扱銘柄や取引条件、メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
参考記事:「IG証券CFDとは?特徴・取扱銘柄・メリット・デメリットを解説」
Plus500証券
Plus500証券では「Nasdaq 100」を取り扱っています。
NASDAQ100指数先物を原資産とするCFDで、限月に応じたロールオーバーの仕組みがあります。
また、株価指数だけでなく、株式や商品など複数の市場を対象とするCFDを取り扱っています。
Plus500 CFDの取扱銘柄や取引条件、メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
参考記事:「Plus500 CFDとは?特徴・取扱銘柄・メリット・デメリットを解説」
NASDAQ100 CFDの証券会社を目的別に比較
ここまでの取引条件を目的別に整理すると、次のようになります。
| 重視すること | 比較候補 | 注目したいポイント |
|---|---|---|
| 少額から取引したい | GMOクリック証券 | 米国NQ100ミニの最低必要証拠金を確認 |
| 夜間を含む取引時間を重視 | IG証券 | 米国テク株100が平日は原則24時間取引 |
| スプレッドの過去実績も確認したい | GMOクリック証券 | 月ごとの配信実績を公表 |
| 主要な株価指数・商品をまとめて取引したい | DMM CFD | 主要な米国指数や商品CFDを取り扱う |
| 海外指数など幅広い市場を確認したい | IG証券・Plus500証券 | CFD全体の取扱範囲を確認 |
※上記は各社の特徴から見た比較候補です。特定の会社がすべての人に適していることや、利益を得やすいことを意味するものではありません。
NASDAQ100以外の取扱銘柄について比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
参考記事:「CFD会社の取扱銘柄を比較|株価指数・商品・株式CFDのラインアップを確認」
NASDAQ100 CFDを取引するときの注意点
必要証拠金だけで資金を考えない
NASDAQ100 CFDではレバレッジを利用できるため、取引金額より少ない証拠金でポジションを持つことができます。
ただし、
最低必要証拠金=余裕を持って取引できる資金
ではありません。
NASDAQ100が予想と反対方向へ動けば含み損が発生し、ポジションが大きいほど口座資金への影響も大きくなります。
最低必要証拠金だけでなく、口座資金に対してどの程度のポジションを持つのかを考えることが重要です。
NASDAQ100は相場環境によって値動きが大きくなることがある
NASDAQ100はテクノロジー関連企業の比重が高く、米国の金融政策や長期金利、主要企業の決算などの影響を受けて、値動きが大きくなる場面があります。
相場が急変した場合は短時間で損失が拡大する可能性もあるため、ポジションサイズや損切りについてあらかじめ考えておきましょう。
取引条件は変更される場合がある
スプレッド、最低取引数量、必要証拠金、取引時間などは変更される場合があります。
また、米国の夏時間・冬時間、祝日、市場休場などによって通常とは異なる取引時間になることがあります。
実際に取引する前に、利用する会社の最新情報を確認しましょう。
NASDAQ100 CFDについてよくある質問
NASDAQ100 CFDはどの証券会社で取引できますか?
DMM CFD、GMOクリック証券、IG証券、Plus500証券など、複数の会社でNASDAQ100を対象とするCFDを取引できます。
ただし、銘柄名称や最低取引数量、スプレッド、取引時間などは会社によって異なります。
NASDAQ100 CFDは少額から取引できますか?
比較的少額から取引できる商品もあります。
ただし、必要資金は指数価格・為替レート・最低取引数量などによって変わります。
少額取引では最低取引数量の数字だけでなく、実際の最低必要証拠金を確認しましょう。
NASDAQ100 CFDとS&P500 CFDはどちらがよいですか?
どちらが一律によいとはいえません。
NASDAQ100はテクノロジー関連企業の比重が高い一方、S&P500は米国の大型企業をより幅広く含む指数です。
構成銘柄や値動きの特徴が異なるため、自分がどのような米国株式市場の値動きを取引したいのかを考えて比較しましょう。
参考記事:「NASDAQ100 CFDとS&P500 CFDの違いとは?特徴・値動き・選び方を比較」
まとめ|NASDAQ100 CFDの証券会社は重視する条件で比較しよう
NASDAQ100 CFDは複数の証券会社で取引できますが、最低取引数量・スプレッド・取引時間・商品仕様などには違いがあります。
そのため、
- 少額取引なら最低取引数量と必要証拠金
- 短期売買ならスプレッド
- 夜間取引なら取引時間
- NASDAQ100以外も取引するなら取扱銘柄
というように、自分が重視する条件を決めて比較することが重要です。
NASDAQ100 CFDはレバレッジを利用する取引であり、相場環境によって値動きが大きくなる場合もあります。
最低必要証拠金やスプレッドの数字だけで判断せず、最新の取引条件・商品仕様・リスクを確認したうえで、自分の資金や取引方法に合った証券会社を検討しましょう。

