IG証券CFDとは?特徴・取扱銘柄・メリット・デメリットを解説

CFD

IG証券でCFDを始めようとすると、

「どんなCFDを取引できる?」
「日本株や米国株もCFDで取引できる?」
「スプレッドや手数料はどうなっている?」
「メリットだけでなく注意点も知りたい」

と疑問に思う方もいるでしょう。

IG証券では、株価指数・商品・国内外の株式・債券先物・ETFなど、さまざまな市場を対象としたCFDを取引できます。

一方、CFDは証拠金を利用したレバレッジ取引であり、CFDの種類や銘柄によって証拠金率・最低取引数量・取引コスト・取引時間などが異なります。

この記事では、IG証券CFDの特徴・メリット、取扱銘柄、取引条件、取引ツール、デメリット・注意点、口座開設条件について初心者向けに解説します。

IG証券CFDとは?

IG証券CFDは、IG証券が提供する差金決済取引です。

株価指数・商品・株式・債券先物・ETFなどを対象とする国内外17,000銘柄以上のCFDを取り扱っています。

2026年8月時点では、そのうち株式CFDが国内外12,000銘柄以上、商品CFDが約70銘柄と案内されています。

CFDでは原資産そのものを保有するのではなく、価格変動による差額を取引します。証拠金を利用して買いだけでなく、価格下落を予想して売りから取引することもできます。

CFDそのものの仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。

参考記事:「CFDとは?仕組み・特徴を初心者向けにわかりやすく解説

IG証券CFDの特徴・メリット

IG証券CFDは、取扱市場の広さや株式CFD、主要株価指数の取引時間などに特徴があります。

幅広い市場をCFDで取引できる

IG証券では、株価指数・商品・株式だけでなく、債券先物やETFなどもCFDで取引できます。

日経225やNASDAQ100などの株価指数、金・原油などの商品、日本株・米国株などの個別株まで、複数の市場を一つのサービスから取引できます。

株価指数だけ、商品だけという使い方ではなく、複数の資産クラスへ取引対象を広げたい場合に確認したい特徴です。

国内外の株式CFDが充実している

IG証券では、日本株のほか、米国・英国・欧州など幅広い地域の株式CFDを取り扱っています。

株価指数全体ではなく、

「米国の特定企業をCFDで取引したい」

「日本企業の値動きをCFDで取引したい」

といった場合にも選択肢があります。

なお、日本株CFDを取引する場合は、IG証券への内部者情報申告が必要です。

一部の主要株価指数は平日の長い時間帯で取引できる

IG証券では、日本225、ウォール街、米国500、米国テク株100など、一部の主要株価指数CFDが平日原則24時間取引に対応しています。

ただし、土日を含めて常に取引できるという意味ではありません。

休場日や取引休止時間などがあるため、実際に利用する銘柄の最新取引時間を確認する必要があります。

IG証券CFDの取扱銘柄

IG証券では多くのCFDを取り扱っているため、すべての銘柄を確認するより、まず自分が取引したい市場に対応しているかを見ると分かりやすくなります。

株価指数CFD

株価指数CFDでは、日本225、ウォール街、米国500、米国テク株100などの主要指数に加え、英国・ドイツ・香港・中国・オーストラリアなど世界各地の株価指数を取り扱っています。

商品CFD

商品CFDでは、金・銀などの貴金属、WTI原油・北海原油・天然ガスなどのエネルギー、農産物などを取り扱っています。

商品によって期限なしCFDと期限ありCFDがあり、保有中のコストや期限に関する仕組みが異なる場合があります。

商品CFDについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

参考記事:「商品CFDの銘柄一覧|金・原油・銀・天然ガスなどを比較

株式CFD

株式CFDでは、日本株・米国株をはじめ、英国や欧州など国内外の個別株を取り扱っています。

株価指数CFDが市場全体の値動きを対象とするのに対し、株式CFDでは特定企業の価格変動を取引できます。

ただし、株式CFDは株価指数CFDや商品CFDとは取引コストの仕組みが異なるため、取引手数料なども確認しておきましょう。

債券先物・ETFなどのCFD

IG証券では、日本・米国・英国・ドイツなどの国債先物を対象とした債券先物CFDも取り扱っています。

また、ETFなどの上場投資商品を対象とするCFDもあります。

株価指数・商品・株式以外まで取引対象を広げたい場合は、こうした商品も確認できます。

IG証券CFDの取引条件

IG証券CFDでは、取引するCFDの種類によって証拠金率や取引コストなどが異なります。

レバレッジ・必要証拠金

個人口座の主な最大レバレッジは、次のようになっています。

CFDの種類最低維持証拠金率最大レバレッジ
株価指数CFD10%10倍
商品CFD5%20倍
株式CFD20%5倍
債券先物CFD銘柄により異なる最大50倍

ただし、最大レバレッジが高いほど利益を得やすいという意味ではありません。

口座資金に対して大きなポジションを保有すれば、相場が予想と反対方向へ動いた場合の損失も大きくなります。

参考記事:「CFDのレバレッジとは?倍率とリスクを解説

最低取引数量は銘柄によって異なる

IG証券では、銘柄や取引タイプによって最低取引数量が異なります。

同じ株価指数CFDでも複数の取引タイプが用意され、1ポイントあたりの損益額などが異なる場合があります。

そのため、

「IG証券CFDはすべて○Lotから取引できる」

と一括して考えることはできません。

少額取引を重視する場合は、最低取引数量だけでなく、最小数量を取引した場合の必要証拠金まで確認しましょう。

参考記事:「CFDはいくらから始められる?少額取引の最低資金・必要証拠金を初心者向けに解説

スプレッド・取引手数料・各種コスト

IG証券CFDのコストは、CFDの種類によって異なります。

株価指数CFDや商品CFDでは取引手数料は無料ですが、売値と買値の差であるスプレッドが発生します。

一方、株式CFDでは取引手数料が設定されています。

また、期限なしCFDを翌営業日まで持ち越した場合などには、ファンディングコストが発生する商品があります。

そのため、

「CFD=すべて取引手数料無料」

とは考えず、自分が取引する商品のスプレッド・手数料・保有中のコストまで確認することが重要です。

参考記事:「CFDのスプレッド・手数料・取引コストを解説

取引時間

CFDの取引時間は銘柄によって異なります。

一部の主要株価指数は平日原則24時間取引に対応していますが、商品CFDや株式CFDなどでは原市場や商品仕様に応じた取引時間が設定されています。

夜間・早朝に取引したい場合は、自分が取引する銘柄の最新取引時間を確認しましょう。

IG証券CFDの取引ツール・スマホアプリ

IG証券では、PCブラウザとスマートフォン・タブレットからCFDを取引できます。

Webブラウザ版取引システム

Webブラウザ版では、専用ソフトをインストールせずに取引できます。

チャート・注文・ポジション管理・アラートなどの機能が用意されており、一つの取引システムから複数の市場を利用できます。

高機能なチャート環境を利用したい場合は、ProRealTimeにも対応しています。

トレーディング・アプリ

スマートフォン・タブレット向けのアプリはiOS・Androidに対応しています。

チャートの確認、注文、ポジションの変更・決済、アラートなどを利用できます。

スマートフォンを中心に取引する場合は、自分がよく利用する注文方法やチャート機能が使いやすいか確認するとよいでしょう。

IG証券CFDのデメリット・注意点

IG証券CFDを検討するときは、取扱市場の広さだけでなく、レバレッジやCFDごとの条件の違いにも注意が必要です。

レバレッジ取引のため損失が大きくなる可能性がある

CFDは元本や利益が保証されている商品ではありません。

証拠金を利用して取引金額より大きなポジションを保有できるため、相場が予想と反対方向へ動けば、口座資金に対する損失も大きくなる可能性があります。

最低必要証拠金だけを基準にせず、口座資金に対して無理のないポジションサイズを考えることが重要です。

CFDの種類によって取引条件・コスト体系が異なる

取扱銘柄が多いことはIG証券の特徴ですが、すべてのCFDを同じ条件で取引できるわけではありません。

株価指数・商品・株式・債券先物などによって、

  • 証拠金率
  • 最低取引数量
  • スプレッド
  • 取引手数料
  • ファンディングコスト
  • 取引時間

などが異なります。

また、株式CFDでは、リアルタイムレートを利用する際にライブデータ料金が設定される場合があります。

そのため、取扱銘柄数だけではなく、実際に取引するCFDの条件まで確認することが重要です。

スプレッドや取引条件は変動・変更する場合がある

スプレッドは固定とは限らず、相場が大きく動いた場合や市場の流動性が低下した場合などに広がることがあります。

証拠金率や取引時間などが変更される場合もあります。

実際に注文するときは、その時点の銘柄詳細情報や取引画面を確認しましょう。

IG証券CFDが比較候補になる人

IG証券CFDの特徴を目的別に整理すると、次のようになります。

重視することIG証券CFDで確認したい特徴
海外株価指数も取引したい世界各地の株価指数CFDを取り扱う
金・原油など複数の商品を取引したい貴金属・エネルギー・農産物などに対応
日本株・米国株などを取引したい国内外の株式CFDを幅広く取り扱う
夜間・早朝に主要指数を取引したい一部主要指数は平日の長い取引時間に対応
複数市場を一つのサービスで取引したい株価指数・商品・株式・債券先物などに対応

このような条件を重視する場合、IG証券CFDは比較候補の一つになります。

ただし、取扱範囲の広さだけで決めず、自分が実際に取引する銘柄の必要証拠金や取引コストも確認しましょう。

IG証券CFDの口座開設条件

IG証券では、口座開設と取引開始について一定の基準を設けています。

2026年8月時点では、取引開始基準として満20歳以上80歳未満であることが定められています。

ただし、新規の口座開設申込については、受付年齢が74歳以下に設定されています。

つまり、「80歳未満であれば新規口座開設を申し込める」という意味ではありません。

このほか、

  • 日本国内に居住していること
  • CFDなど証拠金取引の仕組みやリスクを理解していること
  • インターネット利用環境があること
  • 本人のメールアドレスを保有していること
  • 電子交付に同意できること
  • 日本語で連絡・コミュニケーションができること

などの条件があります。

口座開設条件は変更される場合があるため、実際に申し込む際はIG証券の最新の取引開始基準を確認してください。

IG証券CFDについてよくある質問

IG証券ではどんなCFDを取引できますか?

株価指数・商品・国内外の株式・債券先物・ETFなどを対象とするCFDを取り扱っています。

取引条件はCFDの種類や銘柄によって異なるため、自分が取引したい商品の詳細情報を確認しましょう。

IG証券CFDは少額から取引できますか?

銘柄や取引タイプによって必要資金は異なります。

少額取引を重視する場合は、最低取引数量だけでなく、最小数量を取引した場合の必要証拠金を確認しましょう。

IG証券CFDの取引手数料は無料ですか?

一律ではありません。

株価指数CFDや商品CFDでは取引手数料無料の商品がありますが、スプレッドが発生します。一方、株式CFDには取引手数料が設定されています。

また、商品によってはポジションを持ち越した場合のファンディングコストなども確認する必要があります。

まとめ|IG証券CFDは取引したい市場と条件を確認して検討しよう

IG証券では、株価指数・商品・国内外の株式・債券先物・ETFなどを対象としたCFDを取引できます。

一方、CFDの種類や銘柄によって、最低取引数量・証拠金率・スプレッド・取引手数料・ファンディングコスト・取引時間などは異なります。

また、CFDはレバレッジを利用する取引であり、元本や利益は保証されません。

そのためIG証券CFDを検討するときは、取扱銘柄数の多さだけで判断せず、自分が取引したい銘柄の必要証拠金・取引コスト・取引時間・商品仕様まで確認したうえで判断することが重要です。

タイトルとURLをコピーしました