FXを始める前に、
「実際のお金を使わずに取引を練習したい」
「FX会社のアプリや注文方法を試してみたい」
「どのFX会社なら無料でデモ取引できる?」
と考える人もいるでしょう。
FX会社によっては、仮想資金を使って取引できる無料のデモ口座を提供しています。
ただし、
- 登録が必要か
- 利用期間
- 仮想資金
- PC・スマホ対応
- 利用できる取引ツール
などはFX会社によって異なります。
この記事では、デモ取引ができる主なFX会社を比較し、利用条件や本番取引との違い、デモで練習しておきたいことを解説します。
デモ取引ができるFX会社を比較
2026年9月確認時点の主なFXデモ口座を整理すると、次のようになります。
| FX会社 | 登録 | 利用期間 | 初期仮想資金 | スマホ | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| DMM FX | 必要 | 3か月 | 500万円 | ○ | PC・スマホで本番に近いツールを試せる |
| GMOクリック証券 | スマホは不要 | 1か月 | 任意設定 | ○ | スマホなら登録不要で利用可能 |
| みんなのFX | 不要 | 基本無期限※ | 100万円 | × | 登録不要でPCからすぐ利用できる |
| JFX | 必要 | 約3か月 | 1万~1,000万円 | ○ | MATRIX TRADERを試せる |
| ヒロセ通商 | 必要 | 約3か月 | 1万~1,000万円 | ○ | LION FXの操作を練習できる |
| 外為オンライン | 必要 | ― | 300万円 | ○ | iサイクル2取引も体験できる |
| OANDA証券 | 必要 | 30日 | 設定可能 | ○ | MT5・fxTrade・TradingViewを試せる |
※みんなのFXは基本的に利用期限はありませんが、30日間利用しないと取引履歴が削除されます。
デモ口座を選ぶときは、仮想資金の多さだけでなく、本番で利用する予定の端末や取引ツールを試せるかを確認することが重要です。
FXのデモ取引とは?
FXのデモ取引とは、実際のお金ではなく仮想資金を使ってFXを体験できるサービスです。
仮想資金を使うため、取引で損失が発生しても実際の資産は減りません。
そのため、
- 注文方法を覚える
- チャートを操作する
- FX会社の取引ツールを試す
- 損切り注文を練習する
- 取引数量や証拠金の感覚を確認する
といった用途に利用できます。
ただし、デモ取引はあくまで練習環境です。
本番取引とはレート・約定環境・スワップポイント・心理面などが異なる場合があります。
DMM FX|3か月・仮想資金500万円
DMM FXでは、無料のデモ取引を利用できます。
メールアドレスとニックネームを登録すると利用でき、初期仮想資金は500万円、利用期間は3か月です。
対応する主なデモツールは、
- DMMFX DEMO STANDARD
- DMMFX DEMO PLUS
- DMMFX VIRTUAL
です。
PC・スマートフォンの両方に対応しているため、本番に近い取引ツールで注文やチャート操作を確認できます。
利用期間終了後は、再登録してデモ取引を利用することもできます。
GMOクリック証券|スマホなら登録不要
GMOクリック証券のFXネオにも無料デモ取引があります。
スマートフォンアプリ「GMOクリック FXneo」では、口座開設やデモアカウント登録をしなくても、そのままデモ取引を開始できます。
PCでは、
- ブラウザ版
- はっちゅう君FX+
などを利用できます。
デモ利用期間は1か月です。
仮想資金は一定範囲内で設定できるため、本番で予定している資金額に近づけて練習することもできます。
みんなのFX|登録不要ですぐに利用可能
みんなのFXのデモトレードは、氏名やメールアドレスなどを登録せずに利用できます。
初期仮想資金は100万円です。
利用できるのはPC版の「Webトレーダー」で、2026年9月確認時点ではスマートフォンアプリ版のデモは用意されていません。
デモ口座に固定の有効期限はなく、基本的に継続利用できます。
ただし、30日間利用しなかった場合やブラウザのCookieを削除した場合などには、取引履歴が失われることがあります。
JFX|MATRIX TRADERをデモで練習
JFXでは「MATRIX TRADER」のデモ取引を利用できます。
デモ登録時に、仮想の預託証拠金を1万円~1,000万円の範囲で設定できます。
デモ口座の有効期間は約3か月です。
PCだけでなくiPhone・Androidにも対応しているため、
- 注文操作
- チャート
- スピード注文
- 短期売買時の操作
などを事前に確認できます。
JFXの取引ツールを実際に使ってから口座開設を検討したい場合に利用しやすいデモ環境です。
ヒロセ通商|約3か月LION FXを試せる
ヒロセ通商の「LION FX」にも無料デモ口座があります。
登録時に仮想資金を1万円~1,000万円の範囲で設定でき、利用期間は登録から約3か月です。
PC・iPhone・Android・iPadなど複数の環境に対応しています。
本番用ツールに近い画面で、注文方法やチャート操作を練習できます。
ただし、デモ版の必要証拠金やスワップポイントなどは、本番環境と完全に同じとは限りません。
外為オンライン|iサイクル2取引も体験できる
外為オンラインでは、仮想資金300万円の無料デモ口座を提供しています。
通常のFX取引だけでなく、自動売買の「iサイクル2取引」もデモで体験できます。
対応環境は、
- PCブラウザ版
- スマートフォンアプリ版
です。
通常の注文操作に加えて、自動売買を実際に動かしたときの操作方法を確認したい人にも利用しやすいデモ口座です。
OANDA証券|MT5・fxTrade・TradingViewを試せる
OANDA証券では、無料デモ口座を30日間利用できます。
2026年9月確認時点で、FXのデモ口座では主に、
- MT5
- fxTrade
- TradingView Web版
を利用できます。
MT4の新規デモ口座受付は2026年3月27日に終了しています。
MT5を使ったチャート分析や注文、fxTrade・TradingViewの操作などを、本番口座を開設する前に確認できます。
なお、デモ口座のレート・スプレッド・スワップポイントなどは、本番口座と同一ではありません。
デモ口座がないFX会社もある
すべてのFX会社がデモ口座を用意しているわけではありません。
LIGHT FXはデモ取引を提供していない
LIGHT FXでは、2026年9月確認時点でデモトレードは提供されていません。
そのため、LIGHT FXの取引環境を仮想資金で試すことはできません。
SBI FXトレードは1通貨から実取引できる
SBI FXトレードでは、1通貨単位から実際のFX取引ができます。
デモ取引とは異なり実資金を使用しますが、非常に小さな取引数量から本番環境で注文や約定を体験できます。
ただし、少額であっても実際に損失が発生する可能性がある点には注意が必要です。
FXデモ口座を選ぶときのポイント
デモ口座を選ぶときは、利用期間や仮想資金だけでなく、本番で使用予定の端末・取引ツールを試せるかを確認しましょう。
たとえば、
- スマートフォン中心で取引する → スマホデモ対応
- PC中心で取引する → PC取引ツール対応
- MT5を使いたい → MT5対応
- 自動売買を試したい → 自動売買のデモ対応
といったように、自分が実際に利用する予定の環境に近いデモ口座を選ぶと、操作練習につながりやすくなります。
デモ取引と本番取引の違い
デモ取引はFXの練習に便利ですが、本番取引と完全に同じではありません。
自分のお金を失う緊張感がない
デモでは仮想資金を使うため、損失が出ても実際のお金は減りません。
そのため、本番取引で生じる、
「損切りしたくない」
「利益を失いたくない」
といった心理的な影響までは再現できません。
レートや約定環境が異なる場合がある
デモでは本番に近いレートが使われていても、実際のレート配信や約定条件と完全に同じとは限りません。
相場が急変したときのスリッページなど、本番取引でなければ分からない部分もあります。
証拠金・スワップなどが異なる場合がある
FX会社によっては、デモの必要証拠金・スワップポイントなどが本番と異なる場合があります。
デモ画面に表示されている数値を、そのまま本番取引の条件と考えないようにしましょう。
デモの利益は本番の成績を保証しない
デモ取引で利益が出ても、本番で同じ結果になるとは限りません。
取引環境だけでなく、実際のお金が動くことによる心理面にも違いがあります。
デモは利益を競うためというより、注文方法・資金管理・取引ツールの操作を練習する環境として活用するとよいでしょう。
デモ取引で確認・練習しておきたいこと
新規注文と決済
まずは、ポジションを建てて決済する基本操作を確認しましょう。
買いと売りを間違えずに注文できるかも重要です。
損切り注文
逆指値注文などを使い、損失を一定範囲で止める操作を練習します。
新規注文だけでなく、損切り注文を設定するところまでを一連の操作として覚えるとよいでしょう。
取引数量の設定
FXでは、取引数量を大きくすると利益だけでなく損失も大きくなります。
1,000通貨・1万通貨など取引数量を変えた場合に、損益がどの程度変化するのか確認しておきましょう。
チャート・取引ツールの操作
実際に利用する予定の、
- テクニカル指標
- 描画ツール
- 注文画面
- ポジション照会
- 経済指標などの情報画面
も確認しておきます。
誤発注を防ぐ操作
デモ取引で特に練習しておきたいのが、操作ミスを防ぐことです。
注文前には、
- 売り・買い
- 通貨ペア
- 取引数量
- 成行・指値・逆指値
- 決済するポジション
などを確認する習慣をつけましょう。
FXデモ口座に関するよくある質問
FXのデモ取引は無料?
今回紹介したFX会社のデモ取引は無料で利用できます。
ただし、利用期間や登録方法、利用できる取引ツールなどはFX会社によって異なります。
デモ口座を作るのに本人確認は必要?
本番口座のような本人確認を行わずに利用できるデモサービスが多くあります。
みんなのFXやGMOクリック証券のスマートフォンデモのように、登録自体が不要なケースもあります。
まとめ|FXデモ口座は期間だけでなく利用できるツールも確認しよう
FXのデモ口座は、実際のお金を使わずに注文方法や取引ツールを確認できる練習環境です。
比較するときは、利用期間や仮想資金だけでなく、本番で使う予定の端末・取引ツールを試せるかを確認しましょう。
また、デモと本番ではレート・約定環境・心理面などが異なります。
利益を出す練習だけでなく、注文方法・損切り・取引数量・誤発注防止などを確認する目的で活用することが大切です。
※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。デモ取引の利用期間・仮想資金・取引ツール・利用条件などは変更される場合があります。利用時は各FX会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

