商品CFDの銘柄一覧|金・原油・銀・天然ガスなどを比較

CFD

商品CFDには、金や原油だけでなく、銀、天然ガス、銅、プラチナなどさまざまな銘柄があります。

ただし、

「どんな商品CFDがあるの?」
「金と原油では何が違うの?」
「どの銘柄を選べばよいの?」

と迷う方もいるでしょう。

商品CFDは同じカテゴリーでも、価格が動く要因や値動きの特徴が銘柄によって異なります。

例えば、金はドルや金利、原油はOPECプラスや在庫、天然ガスは天候、銅は世界景気や中国経済などが重要な材料になります。

この記事では、商品CFDの主な銘柄を一覧で紹介し、金・銀・原油・天然ガス・銅・プラチナの特徴や選び方を比較します。

商品CFDとは?

商品CFDは、金や原油などの商品価格の値動きを差金決済で取引するCFDです。

取扱銘柄や最低取引数量、証拠金率、スプレッドなどの取引条件はCFD会社によって異なります。

参考記事:「商品CFDとは?金・原油などを取引する仕組みを解説

商品CFDの主な銘柄一覧

代表的な商品CFDには、次のような銘柄があります。

銘柄分類主な価格要因特徴
貴金属ドル・金利・インフレ・リスク環境安全資産として意識されることがある
貴金属・工業用途ドル・金利・工業需要貴金属と工業用素材の両面を持つ
原油エネルギーOPECプラス・在庫・景気・地政学世界的なエネルギー商品
天然ガスエネルギー天候・在庫・生産量・LNG需要天候・季節性の影響を受けやすい
工業金属世界景気・中国経済・製造業景気動向が意識されやすい
プラチナ貴金属・工業用途自動車需要・供給・貴金属市場貴金属と工業需要の両方から影響を受ける

同じ商品CFDでも、何が価格を動かすのかは大きく異なります。

金CFD

金CFDは、金価格の値動きを取引するCFDです。

金は世界的に取引される貴金属で、ドル、米金利、インフレへの見方、金融市場のリスク環境、投資需要などが価格材料になります。

金融市場が不安定なときに安全資産として意識されることがありますが、リスクが高まれば必ず金価格が上昇するわけではありません。

参考記事:「金CFDとは?ゴールドを取引する仕組み・特徴・リスクを解説

銀CFD

銀CFDは、銀価格の値動きを取引するCFDです。

銀の特徴は、貴金属であると同時に工業用素材でもあることです。

ドルや金利、金価格などに加えて、世界景気、製造業、太陽光発電などの工業需要、鉱山生産などが価格材料になります。

市場環境によっては、金より価格変動が大きくなる場合もあります。

参考記事:「銀CFDとは?仕組み・特徴・金CFDとの違いを解説

原油CFD

原油CFDは、WTI原油やブレント原油などの価格を取引対象とするCFDです。

原油価格は、OPEC・OPECプラスの生産方針、原油在庫、世界景気、ドル、地政学リスクなどから影響を受けます。

単純な増産・減産や在庫の増減だけでなく、市場予想との差も重要です。

参考記事:「原油CFDとは?WTI原油を取引する仕組み・特徴・リスクを解説

天然ガスCFD

天然ガスCFDは、天然ガス価格の値動きを取引するCFDです。

天然ガスは発電や暖房などに使われるため、天候・気温、在庫、生産量、LNG需要・輸出、設備障害などが重要な材料になります。

特に冬の寒さや夏の暑さなど、天候や季節性の影響を受けやすいことが特徴です。

参考記事:「天然ガスCFDとは?特徴・価格が動く要因・リスクを解説

銅CFD

銅CFDは、銅価格の値動きを取引するCFDです。

銅は建設、電力設備、電子機器、自動車、インフラなど幅広い産業で利用される工業金属です。

そのため、世界景気、中国経済、製造業、インフラ投資、鉱山生産や在庫などが価格材料になります。

幅広い産業で使われることから、銅価格は景気動向を見る材料の一つとして注目されることもあります。

参考記事:「銅CFDとは?特徴・価格が動く要因を解説

プラチナCFD

プラチナCFDは、プラチナ価格の値動きを取引するCFDです。

プラチナは貴金属ですが、工業用途も重要です。

そのため、自動車関連需要、工業需要、鉱山生産、ドル・金利、金などの貴金属市場から影響を受けます。

金と同じ貴金属でも需要構造が異なるため、両者が常に同じ方向へ動くとは限りません。

参考記事:「プラチナCFDとは?金CFDとの違い・特徴・価格が動く要因を解説

商品CFDの銘柄を選ぶポイント

商品CFDでは、価格が大きく動く銘柄を選べばよいというわけではありません。

銘柄ごとの特徴と取引条件を理解して選ぶことが重要です。

価格が動く要因を理解できる商品を選ぶ

商品によって、価格を動かす主な材料は異なります。

例えば、金ではドルや金利、原油ではOPECプラスや在庫、天然ガスでは天候、銅では世界景気や中国経済などが重要です。

自分が普段確認している経済指標や市場材料との関係を理解しやすい商品から検討する方法があります。

ただし、値動きが大きい商品ほど利益を得やすいという意味ではなく、損失も大きくなる可能性があります。

最低取引数量・必要証拠金を確認する

商品CFDの最低取引数量や取引単位は、CFD会社や銘柄によって異なります。

そのため、

「0.1Lotだから少額」

とは単純に判断できません。

1Lotなどが実際にどの程度の取引金額になるのか、証拠金率を含めて確認しましょう。

また、最低必要証拠金は、十分な余裕資金を意味するものではありません。

スプレッド・各種調整・取引条件を確認する

商品CFDでは、売値と買値の差であるスプレッドが代表的な取引コストです。

さらに、先物価格を参照する商品では、参照限月の変更に伴う価格調整などが行われる場合があります。

商品によっては保有に関する調整もあるため、取引手数料だけではなく、スプレッド、各種調整、取引時間などの商品仕様全体を確認しましょう。

各種調整額は、商品や売買方向によって受け取り・支払いが異なる場合もあります。

商品CFDは証券会社によって取扱銘柄が異なる

CFD会社によって、商品CFDのラインアップは異なります。

金だけを扱う会社もあれば、金・銀・原油・天然ガスなど複数の商品を取り扱う会社もあります。

また、同じ銘柄でも最低取引数量、証拠金率、スプレッド、各種調整、取引時間などが異なる場合があります。

そのため、会社を選ぶときは「商品CFDを扱っているか」だけではなく、自分が取引したい銘柄とその取引条件を確認することが重要です。

商品CFDを取り扱う証券会社について、金・銀・原油・天然ガス・銅・プラチナなどの取扱銘柄やコスト、取引条件を比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。

参考記事:「商品CFDにおすすめの証券会社を比較|取扱銘柄・コスト・特徴を解説

商品CFDの銘柄についてよくある質問

商品CFDにはどのような銘柄がありますか?

代表的なものには、金、銀、原油、天然ガス、銅、プラチナなどがあります。

取扱銘柄はCFD会社によって異なります。

初心者はどの商品CFDを選べばよいですか?

一律に「この銘柄がよい」と決めることはできません。

価格が動く要因、必要証拠金、取引コスト、リスクなどを理解できる商品から検討することが重要です。

まとめ|商品CFDは銘柄ごとの特徴を比較しよう

商品CFDには、金・銀・プラチナなどの貴金属、原油・天然ガスなどのエネルギー、銅などの工業金属があります。

重要なのは、同じ商品CFDでも価格が動く要因が銘柄によって異なることです。

金ならドル・金利、原油ならOPECプラス・在庫、天然ガスなら天候・在庫、銅なら世界景気・中国経済など、それぞれ注目する材料が異なります。

商品CFDの銘柄を選ぶ際は、値動きの大きさだけで判断せず、価格が動く要因を理解したうえで、最低取引数量、必要証拠金、スプレッド・各種調整、取引時間などの商品条件も比較しましょう。

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