トライオートFXには、自分の考えに合わせて自動売買を作成できる「ビルダー」があります。
用意された自動売買から選ぶ「セレクト」とは異なり、ビルダーではレンジや注文本数、取引数量、利確幅などを自分で設定できます。
プログラミングの知識は必要ありませんが、設定内容によって必要資金やリスクも変わります。
この記事では、トライオートFXのビルダーの仕組みや設定項目、作り方、セレクトとの違い、メリット・注意点を初心者向けに解説します。
トライオートFX「ビルダー」とは?
ビルダーは、自分の相場予想や売買方針に合わせて、オリジナルの自動売買を作成できる機能です。
画面上で条件を設定するため、プログラミングをする必要はありません。
主な特徴は次のとおりです。
| 項目 | ビルダー |
|---|---|
| 自動売買 | 自分で作成 |
| プログラミング | 不要 |
| 売買方向 | 設定可能 |
| レンジ・注文本数 | 設定可能 |
| 取引数量 | 設定可能 |
| 利確・損切り | 設定可能 |
| シミュレーション | 確認可能 |
セレクトよりも細かな条件を自分で決められるため、どのような相場を想定し、どこに注文を配置するかを考えて設定する必要があります。
ビルダーでは何を設定する?
ビルダーでは、取引する通貨ペアだけでなく、注文を出す価格帯や本数、数量などを設定して自動売買を作ります。
通貨ペアと売買方向を決める
最初に、取引する通貨ペアと売買方向を決めます。
相場が一定の価格帯で上下すると考えるのか、上昇・下落方向を想定するのかによって、設定内容も変わります。
レンジ・値幅を設定する
次に、自動売買を行う価格帯を設定します。
一定のレンジ内で価格が上下すると考える場合は、その範囲に複数の注文を配置します。
設定したレンジから相場が大きく外れる可能性もあるため、現在の価格だけでなく、想定する値動きの範囲を考えることが重要です。
注文本数を設定する
設定したレンジの中に、何本の自動売買注文を配置するか決めます。
同じレンジでも本数を増やすと注文間隔が狭くなり、より細かな値動きを狙いやすくなります。
一方で、注文本数は必要資金にも影響するため、増やせばよいというものではありません。
取引数量・利確幅を設定する
1注文あたりの取引数量と、どの程度価格が有利な方向へ動いたら利益を確定するのかを設定します。
取引数量を増やすと、値動きに対する損益も大きくなります。
利確幅についても、相場環境や売買方針に合わせて考える必要があります。
損切りなどの詳細設定もできる
ビルダーでは、必要に応じて損切りなどの詳細な条件も設定できます。
自動売買は設定したルールに従って取引するため、「どこで利益を確定するか」だけでなく、「想定と異なる相場になった場合にどうするか」も考えておきましょう。
ビルダーで自動売買を作る流れ
ビルダーで自動売買を作る基本的な流れは次のとおりです。
- ビルダー画面を開く
- 取引する通貨ペアを選ぶ
- 売買方向・レンジ・注文本数・数量などを設定する
- シミュレーションを確認する
- 注文内容を確認して自動売買を稼働する
設定後すぐに稼働するのではなく、注文内容やリスクを確認してから運用を始めることが大切です。
ビルダーとセレクトの違い
トライオートFXでは、自動売買を「選ぶ」セレクトと、自分で「作る」ビルダーがあります。
| 項目 | セレクト | ビルダー |
|---|---|---|
| 自動売買 | 用意されたものから選ぶ | 自分で作る |
| 細かな設定 | 基本的に不要 | 自分で設定 |
| 自由度 | 比較的低い | 高い |
| 向いている人 | 手軽に選びたい人 | 自分の戦略を反映したい人 |
用意された自動売買から選びたい場合はセレクト、自分の相場観や売買条件を反映したい場合はビルダーという違いがあります。
どちらが優れているというより、自分でどこまで設定したいかによって選ぶとよいでしょう。
ビルダー・テクニカルビルダー・チャートメイクの違い
トライオートFXには、自動売買を自分で作る方法として、ビルダー以外の機能も用意されています。
主な違いは、自動売買の作り方です。
| 機能 | 作り方 |
|---|---|
| ビルダー | レンジや注文条件を自分で設定 |
| テクニカルビルダー | テクニカル指標を利用 |
| チャートメイク | 予想する値動きをチャート上に描く |
ビルダー
ビルダーでは、レンジや注文本数、数量、利確幅などを自分で設定して自動売買を作ります。
注文条件を自分で細かく決めたい場合に向いています。
テクニカルビルダー
テクニカルビルダーは、移動平均線などのテクニカル指標を利用して自動売買を作る機能です。
価格帯だけでなく、テクニカル分析を利用して自動売買を考えたい場合に選択肢になります。
チャートメイク
チャートメイクは、今後の値動きをチャート上に描くことで、その予想をもとに自動売買を作る機能です。
「このような値動きになるのではないか」という相場観から自動売買を考えたい場合に利用できます。
ビルダーではシミュレーションを確認できる
ビルダーで作成した自動売買は、稼働する前に過去のデータを使ったシミュレーションを確認できます。
ビルダーでは、
設定する
→ シミュレーションを確認する
→ 条件を調整する
という流れで、自分の設定を比較できます。
利益だけでなく、ドローダウンや必要資金なども確認しておきましょう。
ただし、過去のシミュレーション結果は将来の利益を保証するものではありません。
ビルダーにはどのくらいの資金が必要?
ビルダーで必要となる資金は、設定内容によって変わります。
特に、
- 注文本数
- 1注文あたりの取引数量
- 設定するレンジ
などが必要資金に影響します。
本数や数量を増やすと複数の建玉を保有する可能性も高くなるため、最低限必要な証拠金だけでなく、相場変動に耐えられる余裕を持った資金を考えることが重要です。
トライオートFX「ビルダー」のメリット
ビルダーのメリットは、自分の相場観や売買方針を自動売買に反映できることです。
プログラミングを使わず、画面上で条件を設定してオリジナルの自動売買を作れます。
トライオートFX「ビルダー」のリスク・注意点
ビルダーは自分で条件を決められる一方、設定内容によってリスクも変わります。
設定次第でリスクが変わる
レンジや注文本数、取引数量、損切りなどを自分で決められる反面、設定によっては損失が大きくなる可能性があります。
細かく設定できることは、必ずしも利益を出しやすいという意味ではありません。
注文本数・数量を増やしすぎない
注文本数や1注文あたりの数量を増やすほど、相場によっては損益の変動も大きくなります。
資金に対して無理のない設定にしましょう。
過去の相場に合わせすぎない
ビルダーでは、設定を変更しながらシミュレーション結果を比較できます。
ただし、過去の相場で成績がよくなるように条件を細かく調整しすぎると、将来の相場では同じように機能しない可能性があります。
過去の成績をよく見せることだけを目的に設定するのではなく、「なぜこのレンジや利確幅にするのか」という考え方を持つことが重要です。
売りと買いを組み合わせる場合は両建てに注意する
設定によっては、売りと買いの建玉を同時に保有する状態になる場合があります。
両建てでは、売買それぞれに取引コストがかかるほか、スワップポイントの受け払いが発生する場合もあります。
売りと買いを組み合わせる場合は、建玉だけでなく取引コストも確認しておきましょう。
まとめ|自分の取引ルールを自動売買にできる
トライオートFXのビルダーは、レンジ・注文本数・数量・利確幅などを設定し、自分の考えに合わせた自動売買を作れる機能です。
プログラミングは不要で、作成したルールはシミュレーションしてから稼働できます。
一方で、設定によって必要資金やリスクは変わります。
自分の相場観を反映しながら、必要資金とリスクのバランスを考えて設定することが重要です。
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