原油CFDについて調べると、
「何時から何時まで取引できるの?」
「土日も取引できる?」
「夏時間になると取引時間は変わる?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
原油CFDには、平日の長い時間帯で取引できる商品があります。
ただし、完全に24時間いつでも取引できるわけではありません。
CFD会社や商品によって取引時間が異なるほか、夏時間・冬時間、メンテナンス、海外市場の祝日などによって取引できる時間が変わる場合があります。
この記事では、原油CFDの取引時間や夏時間・冬時間、土日・祝日の取引、メンテナンス時間、取引時に注意したいポイントについて初心者向けに解説します。
参考記事:「原油CFDとは?WTI原油を取引する仕組み・特徴・リスクを解説」
原油CFDの取引時間は?
原油CFDには、日本時間の昼間だけでなく、夜間や早朝まで取引できる商品があります。
WTI原油は海外市場で長い時間取引されており、CFD会社も参照市場などに応じて商品ごとの取引時間を設定しています。
そのため、日本の株式市場が終了したあとでも取引できる原油CFDがあります。
ただし、同じWTI原油を対象としていても、CFD会社によって取引開始・終了時刻や取引休止時間が異なる場合があります。
また、夏時間・冬時間によって日本時間での取引時間が変わる商品もあります。
そのため、
「原油CFDは24時間いつでも取引できる」
と考えるのではなく、利用する商品の最新の取引時間を確認することが重要です。
原油CFDだけでなく、日経225・NASDAQ100・金なども含めてCFD会社ごとの取引時間を比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
参考記事:「CFD会社の取引時間を比較|日経225・NASDAQ100・金・原油の取引可能時間を確認」
原油CFDの取引時間は夏時間と冬時間で変わる
原油CFDでは、米国などの夏時間制度によって、日本時間での取引時間が変わる場合があります。
夏時間とは?
夏時間は、一定の時期に時計を通常より1時間進める制度です。
日本では夏時間を採用していないため、米国などが夏時間へ切り替わると、日本時間で見た海外市場の取引時間が変わります。
夏時間では日本時間が1時間早まる場合がある
WTI原油CFDでは、冬時間と比べて、夏時間の取引開始・終了時刻が日本時間で1時間早くなる商品があります。
例えば、冬時間に午前8時から取引できる商品が、夏時間では午前7時からになるといった形です。
ただし、実際の取引時間はCFD会社や商品によって異なります。
夏時間・冬時間の切り替え時期に注意する
米国では春から秋にかけて夏時間が採用されます。
切り替え時期には日本時間での取引時間が変わる商品があるため、「いつも同じ時間」と覚えず、CFD会社が案内する最新の取引スケジュールを確認することが重要です。
原油CFDは土日も取引できる?
一般的なWTI原油CFDでは、土日に通常取引することはできません。
基本的には月曜日から金曜日までの取引となり、週末は取引休止となります。
週末をまたいでポジションを持つ場合に注意する
土日に取引できなくても、原油価格へ影響するニュースが発生することがあります。
例えば、産油国の政策変更やOPEC・OPECプラスの動向、中東情勢、原油供給に関するトラブルなどです。
週末に大きな材料が発生すると、週明けの取引開始時に前週末の価格から大きく離れて始まる場合があります。
このような価格差はギャップと呼ばれます。
週末をまたいで原油CFDを保有する場合は、取引できない時間帯に相場環境が変化する可能性も考えておきましょう。
祝日は原油CFDを取引できる?
原油CFDでは、日本が平日であっても、海外市場の祝日などによって取引時間が変更される場合があります。
通常より早く取引が終了したり、一部の時間帯で取引が休止されたりすることがあります。
祝日の取引スケジュールは通常の取引時間とは異なる場合があるため、連休や海外の祝日前にはCFD会社の最新のお知らせを確認しましょう。
日本が平日だから通常通り取引できるとは限らない点には注意が必要です。
原油CFDにはメンテナンス・取引休止時間がある
原油CFDは平日の長い時間帯で取引できますが、途中に取引できない時間が設定されている場合があります。
平日でも取引できない時間帯がある
WTI原油CFDには、1日の取引終了から次の取引開始まで取引できない時間帯が設けられている場合があります。
そのため、
平日の長時間取引=完全な24時間取引
ではありません。
CFD会社によってメンテナンス時間が異なる
CFD会社によっては、毎営業日にメンテナンス時間を設けています。
メンテナンス中は、取引だけでなく、注文の発注・変更・取消などが制限される場合があります。
実際に取引するときは、
- 取引が終了する時間
- 取引が再開する時間
- メンテナンス時間
- 取引時間外に利用できる注文機能
などを確認しておきましょう。
原油CFDの取引時間を主要CFD会社で比較
WTI原油CFDの取引時間は、CFD会社によって異なります。
2026年8月時点で公表されている主な取引時間は、次のとおりです。
| CFD会社 | 原油商品 | 冬時間 | 夏時間 |
|---|---|---|---|
| DMM CFD | 原油(WTI原油先物を参照) | 月~金 8:00~翌6:50 | 月~金 7:00~翌5:50 |
| GMOクリック証券 | WTI原油 | 月~金 8:00~翌7:00 | 月~金 7:00~翌6:00 |
| IG証券 | WTI原油 | 8:00~翌7:00 | 7:00~翌6:00 |
各社とも、夏時間では日本時間での取引時間が冬時間より1時間早くなります。
また、同じWTI原油を対象としていても、取引終了時刻などに違いがあります。
※取引時間は、祝日、市場環境、商品仕様の変更などによって変わる場合があります。実際に取引する際は、各社公式サイトで最新の取引時間をご確認ください。
原油CFDで値動きに注意したいイベント
原油CFDでは、取引時間だけでなく、その時間帯に重要な発表が予定されていないか確認することも重要です。
原油在庫・OPEC関連の発表前後に注意する
原油市場では、米国の原油在庫に関する統計やOPEC・OPECプラスの生産方針などが注目されます。
発表内容が市場予想と大きく異なると、WTI原油価格が短時間で大きく変動する場合があります。
また、決まった発表時間だけでなく、中東情勢や原油供給などに関する突発的なニュースによって価格が急変することもあります。
原油CFDを取引するときは、取引できる時間だけでなく、その時間帯にどのような材料が出る可能性があるかも確認しておきましょう。
参考記事:「原油価格が動く要因とは?OPEC・在庫・ドル・地政学リスクを解説」
原油CFDの取引時間で注意したい2つのポイント
原油CFDは取引時間が長い一方、いつでも同じ条件で取引できるわけではありません。
スプレッドが広がる場合がある
市場参加者が少ない時間帯や価格が急変している場面では、通常よりスプレッドが広がる場合があります。
そのため、取引時間内であれば常に同じコストで取引できるとは限りません。
指値・逆指値が指定価格で約定するとは限らない
原油価格が急激に変動した場合、逆指値などの注文が指定した価格と異なる価格で約定することがあります。
特に週明けや重大なニュースが発生した場合には、価格が連続せずに動く可能性があるため注意が必要です。
原油CFD会社を取引時間だけで選ばない
原油CFD会社を比較するときは、取引時間の長さだけで判断しないことも重要です。
取引時間に加えて、
- WTI・ブレント原油などの取扱銘柄
- 最低取引数量・取引単位
- レバレッジ・必要証拠金
- スプレッド・各種調整額
- ロスカットルール
なども確認しましょう。
夜間や早朝に取引したい場合は取引時間が重要ですが、最低取引数量やコストなどが自分の取引方法に合っているかも確認する必要があります。
取引時間が長い会社が、自分にとって最も取引しやすい会社とは限りません。
原油CFDを取り扱う証券会社について、取引時間だけでなく、最低取引数量やコスト、取扱銘柄なども含めて比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
参考記事:「原油CFDにおすすめの証券会社を比較|取引条件・コスト・特徴を解説」
原油CFDの取引時間についてよくある質問
原油CFDは24時間取引できますか?
完全な24時間取引とは限りません。
平日の長い時間帯で取引できる商品がありますが、毎日の取引休止時間やメンテナンス時間などがあります。
原油CFDは土日も取引できますか?
一般的なWTI原油CFDでは、土日に通常取引することはできません。
週末に原油価格へ影響するニュースが発生した場合は、週明けの価格変動に注意が必要です。
夏時間になると取引時間は変わりますか?
CFD会社や商品によっては、夏時間になると日本時間での取引開始・終了時刻が1時間早まります。
利用する商品の最新の取引時間を確認しましょう。
まとめ|原油CFDの取引時間は会社・夏時間・休場日に注意する
原油CFDには、平日の長い時間帯で取引できる商品がありますが、完全な24時間取引とは限りません。
確認しておきたいのは、
- CFD会社・商品ごとの取引時間
- 夏時間・冬時間
- 土日・海外祝日の休場
- メンテナンス・取引休止時間
- 週明けのギャップやスプレッド拡大
です。
同じWTI原油CFDでも取引時間は会社によって異なるため、実際に取引する前に最新の商品仕様を確認しましょう。

