TradingViewを使ってFXを分析・取引したい場合、
「TradingViewに対応しているFX会社はどこ?」
「TradingViewのチャートから直接注文できる?」
「FX会社で使えるTradingViewと公式版は同じ?」
と気になる人もいるでしょう。
TradingViewは高機能なチャート分析プラットフォームですが、FX会社によって対応方法が異なります。
たとえば、
- TradingViewとFX口座を接続して直接取引する
- FX会社の取引ツール内でTradingViewチャートを利用する
- TradingViewで分析し、別の取引ツールから発注する
といった違いがあります。
そのため、「TradingView対応=TradingViewから直接注文できる」ではありません。
この記事では、TradingViewに対応する主なFX会社について、利用方法・発注方法・無料で利用できる範囲などの違いを比較します。
- TradingView対応FX会社を比較
- TradingViewとは?
- 「TradingView対応」には3つのタイプがある
- OANDA証券|TradingViewから直接FX取引できる
- サクソバンク証券|TradingViewと口座を接続して直接取引
- FOREX.com|TradingViewからFXを直接取引できる
- SBI FXトレード|取引ツール内にTradingViewを搭載
- みんなのFX・LIGHT FX|取引ツール内でTradingViewを利用
- JFX|TradingViewで分析+MATRIX TRADERで発注
- FX会社版TradingViewと公式版の違い|無料で使える?
- TradingView対応FX会社を比較するときのポイント
- TradingView対応FX会社を利用するときの注意点
- TradingViewとFX会社に関するよくある質問
- まとめ|TradingViewは「対応方式」と「直接発注できるか」を確認しよう
TradingView対応FX会社を比較
2026年9月確認時点の主なTradingView対応FX会社を整理すると、次のようになります。
| FX会社 | TradingViewの利用形態 | TradingView上でのFX発注 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| OANDA証券 | TradingViewと口座を直接連携 | ○※ | TradingViewから直接FX取引 |
| サクソバンク証券 | TradingViewと口座を直接連携 | ○ | TradingViewからFX取引 |
| FOREX.com | TradingViewと口座を直接連携 | ○※ | TradingViewからFX取引 |
| SBI FXトレード | 自社取引システム内に搭載 | 自社取引システムで発注 | WEB NEXT・Rich Client NEXT |
| みんなのFX | 自社取引ツール内に搭載 | × | PC・スマホで利用可能 |
| LIGHT FX | 自社取引ツール内に搭載 | × | PC・スマホで利用可能 |
| JFX | TradingViewへレート配信 | × | TradingViewで分析+MATRIX TRADERで発注 |
※OANDA証券はTradingViewに対応する口座のみ。FOREX.comも口座・商品によって対応状況が異なります。
OANDA証券・サクソバンク証券・FOREX.comでは、対応する口座をTradingViewへ接続してFXを取引できます。
一方、SBI FXトレード・みんなのFX・LIGHT FX・JFXは、TradingViewの利用方法と発注方法が異なります。
TradingViewとは?
TradingViewは、ブラウザやアプリから利用できるチャート分析プラットフォームです。
FXのほか、株式・株価指数・商品・暗号資産など、さまざまな市場のチャートを確認できます。
主な機能には、
- テクニカル指標
- トレンドラインなどの描画
- 複数チャート
- アラート
- インジケーター
- Pine Script
などがあります。
この記事ではTradingViewそのものの操作方法ではなく、FX会社によってどのようにTradingViewを利用できるかを中心に解説します。
「TradingView対応」には3つのタイプがある
FX会社のTradingView対応は、大きく3つに分けて考えると分かりやすくなります。
TradingViewとFX口座を直接連携するタイプ
TradingViewからFX会社の口座へ接続し、TradingView上で分析から発注まで行うタイプです。
主な例は、
- OANDA証券
- サクソバンク証券
- FOREX.com
です。
FX会社の取引ツール内でTradingViewを利用するタイプ
FX会社独自の取引システムにTradingViewチャートが組み込まれているタイプです。
主な例は、
- SBI FXトレード
- みんなのFX
- LIGHT FX
です。
TradingViewで分析し、別のツールから発注するタイプ
JFXではTradingViewで相場分析を行い、実際の注文にはMATRIX TRADERを利用します。
TradingViewをどこまで取引に使えるかは、FX会社によって異なります。
OANDA証券|TradingViewから直接FX取引できる
OANDA証券では、一部のFX口座をTradingViewへ接続して取引できます。
TradingViewからOANDAの対応口座へログインすると、TradingView上で口座情報やポジションを確認し、そのまま注文できます。
分析画面と発注画面を分けずに利用できるのが特徴です。
ただし、すべての口座がTradingViewとの直接連携に対応するわけではありません。
利用前に、自分が開設・利用する口座が対象か確認しましょう。
OANDA独自の取引ツール「fxTrade」でもTradingViewベースのチャートを利用できます。
サクソバンク証券|TradingViewと口座を接続して直接取引
サクソバンク証券でも、TradingViewと取引口座を接続できます。
TradingViewのトレードパネルからSaxoへ接続すると、TradingView上からFXを取引できます。
FX以外の商品にも対応していますが、すべての取扱商品・銘柄をTradingViewから取引できるわけではありません。
TradingViewとの接続自体には追加料金はかかりませんが、TradingView側の無料・有料プランによって利用できる機能は異なります。
FOREX.com|TradingViewからFXを直接取引できる
FOREX.comでも、TradingViewと対応口座を接続してFXを取引できます。
TradingView上から新規注文を行ったり、既存注文を管理したりできます。
ただし、MT4・MT5口座や一部商品など、TradingViewからの取引対象外となる場合があります。
利用前に、口座・商品がTradingView連携に対応しているか確認しましょう。
SBI FXトレード|取引ツール内にTradingViewを搭載
SBI FXトレードでは、2026年8月8日からTradingViewが導入されました。
対象となるのは、
- WEB NEXT
- Rich Client NEXT
です。
FX口座保有者は、SBI FXトレードの取引システム内でTradingViewを無料利用できます。
SBI FXトレードは、TradingViewを高機能チャート・分析機能として自社取引システム内に搭載する方式です。
OANDA証券などのようにTradingView公式のトレードパネルから口座へ直接接続するタイプとは異なります。
みんなのFX・LIGHT FX|取引ツール内でTradingViewを利用
みんなのFXとLIGHT FXでも、自社取引ツール内でTradingViewを利用できます。
みんなのFX
みんなのFXでは、PCの「FXトレーダー」とスマートフォンアプリでTradingViewを利用できます。
ただし、TradingViewチャートから直接注文することはできません。
発注にはFXトレーダーの注文機能やスピード注文などを利用します。
LIGHT FX
LIGHT FXでも、PCのアドバンスドトレーダーやスマートフォンアプリでTradingViewを利用できます。
こちらもTradingViewチャートから直接注文することはできず、別の注文画面を利用します。
両社とも、TradingViewは分析に利用し、発注は自社の注文機能を使う方式です。
JFX|TradingViewで分析+MATRIX TRADERで発注
JFXではTradingViewを利用できますが、TradingViewから直接注文することはできません。
TradingViewで相場分析を行い、実際の注文には「MATRIX TRADER」を利用します。
そのため、
TradingViewで分析 → MATRIX TRADERで発注
という使い方になります。
TradingViewとMATRIX TRADERではデータを受信するタイミングなどによって、一時的にレート表示が異なる可能性があります。
実際に注文するときは、MATRIX TRADER側のレートと注文内容を確認しましょう。
FX会社版TradingViewと公式版の違い|無料で使える?
FX会社が取引ツール内に搭載しているTradingViewと、TradingView公式サイト・アプリの無料版・有料版は、必ずしも同じ機能ではありません。
違いが生じる可能性があるのは、
- インジケーター
- チャート表示枚数
- アラート
- レイアウト保存
- Pine Script
- 発注機能
などです。
一方、FX口座保有者向けにTradingView機能を無料提供している会社もあります。
たとえばSBI FXトレードでは、FX口座保有者がWEB NEXT・Rich Client NEXT内のTradingViewを無料で利用できます。
サクソバンク証券でも、口座とTradingViewを接続すること自体に追加料金はかかりません。
ただし、
「FX会社で無料TradingViewを使える=TradingView公式の有料プランと同じ機能が使える」
とは限りません。
普段利用する機能がある場合は、FX会社版でも対応しているか確認しましょう。
TradingView対応FX会社を比較するときのポイント
TradingView対応FX会社を比較するときは、次の項目を確認しましょう。
| 比較項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 対応方式 | 口座直接連携・自社ツール内蔵・分析用 |
| 発注 | TradingView上から直接注文できるか |
| 対応口座 | どのFX口座で利用できるか |
| 対応商品 | FX以外の商品にも対応するか |
| デバイス | PC・スマホで利用できるか |
| 分析機能 | インジケーター・描画・アラート |
| 機能制限 | TradingView公式版との違い |
| 料金 | 無料利用できる範囲 |
特に重要なのは、TradingViewを分析だけに使いたいのか、分析から発注までTradingView上で完結したいのかです。
用途を決めてから比較すると違いが分かりやすくなります。
TradingView対応FX会社を利用するときの注意点
対応方式を確認する
TradingViewとFX口座を直接接続できる会社もあれば、取引ツール内でTradingViewチャートを利用する会社もあります。
利用方法を確認しておきましょう。
対応する口座・商品を確認する
OANDA証券やFOREX.comなどでは、口座・商品によってTradingViewへの対応状況が異なる場合があります。
FX会社版と公式版では機能が異なる場合がある
FX会社内蔵版では、公式TradingViewのすべての機能を利用できるとは限りません。
必要なインジケーター・アラート・レイアウト機能などを確認しましょう。
分析画面と注文レートを確認する
TradingViewと別の発注ツールを併用する場合、表示タイミングなどによってレートがわずかに異なる可能性があります。
実際に注文するときは、FX会社の注文画面に表示されるレート・注文内容を確認しましょう。
TradingViewとFX会社に関するよくある質問
TradingViewから直接FXを注文できる?
FX会社によって異なります。
OANDA証券・サクソバンク証券・FOREX.comでは、対応する口座をTradingViewへ接続してFXを取引できます。
一方、みんなのFX・LIGHT FX・JFXなどでは、TradingView以外の注文機能を利用します。
TradingView対応FX会社なら無料で使える?
FX会社によります。
無料で利用できるケースもありますが、TradingView公式の有料プランと同じ機能がすべて使えるとは限りません。
FX会社版TradingViewと公式TradingViewは同じ?
同じとは限りません。
チャート枚数・アラート・Pine Scriptなど、利用できる機能に違いがある場合があります。
スマホでもTradingViewを利用できる?
FX会社によって異なります。
みんなのFX・LIGHT FXなどはスマートフォンアプリでもTradingViewを利用できます。
まとめ|TradingViewは「対応方式」と「直接発注できるか」を確認しよう
TradingView対応FX会社を比較するときは、
- TradingViewと口座を直接接続できるか
- TradingViewから直接発注できるか
- FX会社の取引ツール内蔵型か
- 分析用として利用するのか
- 対応口座・商品
- FX会社版と公式版の機能差
- 無料で利用できる範囲
を確認することが重要です。
2026年9月確認時点では、OANDA証券・サクソバンク証券・FOREX.comでは、対応する口座をTradingViewへ接続してFXを取引できます。
SBI FXトレードでは2026年8月から取引システム内にTradingViewが導入され、みんなのFX・LIGHT FXでは自社取引ツール内でTradingViewチャートを利用できます。
JFXではTradingViewによる分析とMATRIX TRADERによる発注を組み合わせます。
TradingViewをチャート分析に使いたいのか、分析から発注まで一つの画面で行いたいのかを決めたうえで、各社の対応方式を比較しましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。TradingViewの対応状況・機能・対象口座・発注方法などは変更される場合があります。利用時は各FX会社およびTradingViewの公式サイトで最新情報をご確認ください。

