FX会社の取扱通貨ペアを比較|主要通貨・高金利通貨・クロス通貨を確認

FX会社

FX会社を選ぶとき、

「取扱通貨ペアが多いFX会社はどこ?」
「トルコリラやメキシコペソを取引できる?」
「ユーロ/ポンドや豪ドル/NZドルも取引したい」

と考える人もいるでしょう。

FX会社によって、取引できる通貨ペアの種類や数は異なります。

米ドル/円やユーロ/円などの主要通貨ペアは多くのFX会社で取り扱われていますが、高金利通貨や円を含まないクロス通貨では違いが出ます。

ただし、取扱通貨ペア数が多いほど自分に合うFX会社とは限りません。

重要なのは、自分が取引したい通貨ペアがあり、スプレッド・スワップポイント・最低取引単位などの条件も合っているかを確認することです。

この記事では、主なFX会社の取扱通貨ペアを比較し、主要通貨・高金利通貨・クロス通貨の違いや、通貨ペアでFX会社を選ぶときのポイントを解説します。


FX会社の取扱通貨ペアを比較

2026年9月確認時点の主なFX会社を比較すると、次のようになります。

FX会社取扱銘柄数(会社公表ベース)TRY/JPYMXN/JPYZAR/JPYEUR/GBPAUD/NZDEUR/NZDUSD/TRY
SBI FXトレード34通貨ペア○○○○○○×
DMM FX通常23種類+主要4ペアにミニ・ラージ○○○○○○×
GMOクリック証券30通貨ペア※○○○○○××
みんなのFX51通貨ペア※○○○○○××
LIGHT FX51通貨ペア※○○○○○××
松井証券FX32通貨ペア○○○○○○×
JFX通常46種類+大口6種類○○○○○○○

※FX会社によって、ラージ銘柄・LIGHTペアなど、同じ通貨の組み合わせでも条件の異なる銘柄を別に数えている場合があります。

そのため、会社が公表している取扱数だけを単純比較することはできません。

たとえば、通常のUSD/JPYとは別にラージ銘柄やLIGHTペアが用意されている場合、それらを別銘柄としてカウントしていることがあります。

まずは取扱数ではなく、自分が実際に取引したい通貨ペアを扱っているかを確認しましょう。


FXの通貨ペアとは?

FXでは、2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」を売買します。

たとえば、

USD/JPY(米ドル/円)

なら、

  • USD=米ドル
  • JPY=日本円

を表します。

USD/JPYを買う場合は米ドルを買って日本円を売り、売る場合は米ドルを売って日本円を買う取引です。

基軸通貨と決済通貨

通貨ペアでは、左側を基軸通貨、右側を決済通貨と呼びます。

USD/JPYなら、

  • USD=基軸通貨
  • JPY=決済通貨

です。

USD/JPYが160円なら、「1米ドル=160円」という意味になります。

FX会社によって取り扱う通貨ペアが異なるため、口座を選ぶときは事前に確認しておく必要があります。


主要通貨ペアの取扱状況

主要な国内FX会社では、

  • USD/JPY(米ドル/円)
  • EUR/JPY(ユーロ/円)
  • GBP/JPY(英ポンド/円)
  • AUD/JPY(豪ドル/円)
  • EUR/USD(ユーロ/米ドル)
  • GBP/USD(英ポンド/米ドル)
  • AUD/USD(豪ドル/米ドル)

などを幅広く取り扱っています。

このうちEUR/USDやGBP/USDのように、米ドルと他の通貨を組み合わせたものは一般にドルストレートと呼ばれます。

米ドル/円などの主要通貨ペアを中心に取引する場合は、取扱有無よりも、

  • スプレッド
  • 最低取引単位
  • 取引ツール
  • アプリ

などの違いを比較する方が重要です。

FXを始めたばかりの場合も、まずはUSD/JPYやEUR/USDなどの主要通貨について各FX会社の取引条件を比較すると、違いを把握しやすくなります。


高金利・新興国通貨の取扱状況

FX会社による違いを確認したいのが、高金利通貨や新興国通貨です。

代表的な対円通貨ペアには、

  • TRY/JPY(トルコリラ/円)
  • MXN/JPY(メキシコペソ/円)
  • ZAR/JPY(南アフリカランド/円)

などがあります。

今回比較した主なFX会社では、これら3種類の通貨ペアを取り扱っています。

さらにFX会社によっては、

  • CZK/JPY(チェココルナ/円)
  • HUF/JPY(ハンガリーフォリント/円)
  • PLN/JPY(ポーランドズロチ/円)
  • CNH/JPY(中国人民元/円)

などを取引できる場合もあります。

高金利通貨を取引する場合は、取扱有無だけでなく、

  • スワップポイント
  • スプレッド
  • 最低取引単位

も合わせて確認しましょう。

高い金利やスワップポイントが得られる場合でも、為替レートが大きく下落すれば損失が発生する可能性があります。


クロス通貨の取扱状況

米ドルを含まない通貨ペアは、一般にクロス通貨と呼ばれます。

そのうち、

  • EUR/JPY
  • GBP/JPY
  • AUD/JPY

など、日本円を含むものはクロス円と呼ばれます。

一方、FX会社による取扱差が出やすいのが、

  • EUR/GBP(ユーロ/英ポンド)
  • EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)
  • GBP/AUD(英ポンド/豪ドル)
  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)
  • EUR/NZD(ユーロ/NZドル)

など、円も米ドルも含まないクロス通貨です。

たとえば、SBI FXトレードやDMM FX、松井証券FX、JFXなどではEUR/GBPやAUD/NZDを取り扱っています。

JFXではさらに、

  • EUR/NZD
  • EUR/CAD
  • GBP/NZD
  • NZD/CAD
  • CAD/CHF
  • USD/TRY
  • USD/MXN
  • USD/ZAR

など、より幅広い通貨ペアを取り扱っています。

主要通貨だけでなく複数の通貨を組み合わせて取引したい場合は、こうしたクロス通貨や新興国通貨の取扱状況も確認しましょう。


FX会社を通貨ペアで比較するときのポイント

通貨ペアでFX会社を比較するときは、取扱数だけでなく実際の取引条件も確認することが重要です。

取引したい通貨ペアがあるか

最初に確認したいのは、自分が実際に取引したい通貨ペアを扱っているかです。

米ドル/円を中心に取引する場合、取扱銘柄数が30種類でも50種類でも大きな違いにならないことがあります。

一方、

  • EUR/GBP
  • EUR/NZD
  • GBP/AUD
  • AUD/NZD

なども取引したい場合は、クロス通貨の取扱範囲が重要になります。

スプレッドを確認する

同じ通貨ペアでも、スプレッドはFX会社によって異なります。

特に取引回数が多い場合は、スプレッドによるコストが積み重なります。

取扱有無を確認した後は、その通貨ペアのスプレッドも比較しましょう。

スワップポイントを確認する

トルコリラ/円やメキシコペソ/円などを保有する場合は、スワップポイントも比較項目になります。

スワップポイントはFX会社によって異なり、金利情勢などによって変動します。

受け取りだけでなく支払いになる場合もあるため、最新の条件を確認しましょう。

最低取引単位を確認する

少額から取引したい場合は、最低取引単位も重要です。

FX会社によって、

  • 1通貨
  • 1,000通貨
  • 1万通貨

など最低取引単位が異なります。

同じ通貨ペアでも、必要な資金や調整しやすい取引数量に差が出るため確認しておきましょう。

アプリ・取引ツールを確認する

最後に、

  • スマホアプリ
  • PC取引ツール
  • TradingView
  • MT4・MT5
  • 自動売買

など、自分が利用したい取引環境も確認します。

取引したい通貨ペアを扱っていても、実際の取引ツールが自分に合わなければ使いにくく感じる場合があります。


FX会社の取扱通貨ペアに関するよくある質問

FX会社によって通貨ペア数が違うのはなぜ?

FX会社ごとに提供しているサービスや取引システム、取り扱う通貨が異なるためです。

主要通貨ペアは多くの会社で共通していますが、新興国通貨やクロス通貨では違いが出やすくなります。

また、ミニ・ラージ・LIGHTペアなどを別銘柄として数えているFX会社もあるため、公表されている取扱数だけでは単純比較できません。

同じ通貨ペアでもFX会社によってスプレッドは違う?

異なります。

同じ米ドル/円やユーロ/円でも、FX会社によってスプレッドや適用される時間帯などが異なります。

また、相場急変時や流動性が低下した時間帯にはスプレッドが拡大する場合があります。

高金利通貨はどのFX会社でも取引できる?

すべてのFX会社で同じ高金利通貨を取り扱っているわけではありません。

トルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アフリカランド/円などは多くのFX会社で取り扱われていますが、チェココルナ・ハンガリーフォリント・ポーランドズロチなどは会社によって取扱状況が異なります。


まとめ|取扱数より取引したい通貨ペアを確認しよう

FX会社によって、取扱通貨ペアの種類や数は異なります。

米ドル/円などの主要通貨を中心に取引する場合は、取扱数の多さをそれほど重視する必要はありません。

一方、高金利通貨や円を含まないクロス通貨まで取引したい場合は、FX会社ごとの取扱状況を確認することが重要です。

FX会社を比較するときは、

①取引したい通貨ペアがあるか
②スプレッド・スワップポイント
③最低取引単位
④アプリ・取引ツール

の順に確認すると整理しやすくなります。

単純な取扱銘柄数だけではなく、実際に取引する通貨ペアの条件まで比較してFX会社を選びましょう。

※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。取扱通貨ペア・スプレッド・スワップポイント・最低取引単位などは変更される場合があります。利用時は各FX会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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※FX取引には為替変動やレバレッジによる損失リスクがあります。取引条件やリスクを確認してください。

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