MT4・MT5対応の国内FX会社を比較|チャート・EA・取引環境の違い

FX会社

MT4・MT5を使ってFXを取引したい場合、

「国内FX会社でMT4・MT5を使えるのはどこ?」
「EAで自動売買できるFX会社は?」
「MT4とMT5はどちらを使えばよい?」

と気になる人もいるでしょう。

MT4・MT5は、チャート分析だけでなく、

  • FXの注文・決済
  • カスタムインジケーター
  • EAによる自動売買
  • バックテスト
  • 複数チャート表示

などに対応する取引プラットフォームです。

ただし、FX会社によって、

  • MT4のみでFX取引できる
  • MT5でFX取引できる
  • MT4からMT5へ移行中
  • MT5を分析専用で提供している
  • MT5は提供していてもFXはまだ対象外

など対応状況が異なります。

この記事では、MT4・MT5に対応する国内登録FX会社を比較し、EA・発注・取引環境・MT5への移行状況などの違いを解説します。


MT4・MT5対応の国内FX会社を比較

2026年9月確認時点の主な対応状況を整理すると、次のようになります。

FX会社MT4でFX取引MT5でFX取引EA自動売買主な特徴
外為ファイネスト○○○MT4・MT5の両方を提供
楽天証券○×○楽天MT4でFX・EA
OANDA証券終了移行中○○※MT5中心へ移行
FOREX.com終了予定○○2026年10月にMT4終了予定
FXTF○FXは未提供MT4で○MT5のFX対応は今後
JFX(分析専用)×分析のみ×MT5から発注できない

※OANDA証券では口座・サーバーなどによって利用条件が異なります。
※JFXはMT5チャートを利用できますが、MT5からFXを発注できないため、取引対応会社とは別枠の参考として掲載しています。

外為ファイネストはMT4・MT5の両方をFX取引に利用でき、楽天証券・FXTFでは現在、FX取引でMT4を利用できます。

一方、OANDA証券・FOREX.comではMT4からMT5への移行が進んでいます。


MT4・MT5とは?

MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)は、MetaQuotes社が開発する取引プラットフォームです。

チャート・注文機能に加えて、

  • テクニカル指標
  • カスタムインジケーター
  • EA
  • バックテスト
  • 取引環境のカスタマイズ

などを利用できます。

MT5はMT4の後継プラットフォームで、処理性能・時間足・バックテストなどが強化されています。


MT4とMT5の違いを比較

主な違いを整理すると次のようになります。

比較項目MT4MT5
世代旧世代後継
システム32bit64bit
時間足9種類21種類
プログラム言語MQL4MQL5
EAMT4用EAMT5用EA
バックテスト○より高機能
処理性能標準高速化
既存EA・インジケーター豊富拡大中

MT4は長期間利用されてきたため、既存のEA・カスタムインジケーターが豊富です。

一方、MT5は64bit化され、21種類の時間足や強化されたバックテスト機能などを利用できます。

MT4用EAをMT5でそのまま使えるとは限らない

MT4ではMQL4、MT5ではMQL5という異なるプログラム言語・実行環境を利用します。

そのため、MT4用のEAやインジケーターを、そのままMT5で利用できるとは限りません。

すでにMT4用EAを保有している場合は、MT5版が提供されているか確認しましょう。


外為ファイネスト|MT4・MT5の両方でFX取引・EAに対応

外為ファイネストでは、MT4・MT5の両方をFX取引に利用できます。

両プラットフォームでEAによる自動売買に対応しており、既存のMT4環境を利用しながらMT5へ移行する選択肢もあります。

MT5では21種類の時間足や強化されたバックテスト機能など、MT4より拡張された機能を利用できます。


楽天証券|楽天MT4でEA自動売買に対応

楽天証券では「楽天MT4」を提供しています。

楽天MT4からFXを直接取引でき、EAによる自動売買やバックテスト、カスタムインジケーターの利用にも対応しています。

一方、MT5は提供していないため、既存のMT4用EA・インジケーターを利用したい場合に確認したいFX会社です。

外部EA・インジケーターについては、動作がサポート対象外となる場合があります。


OANDA証券|MT5中心へ移行、MT4は2026年11月終了

OANDA証券ではMT5を提供しており、対応する口座ではFX取引やEAを利用できます。

一方、MT4は提供終了に向けた移行期間に入っています。

2026年9月25日取引終了後:MT4の新規注文停止
2026年9月28日以降:保有ポジションの決済のみ
2026年11月27日取引終了後:MT4サービス終了予定

となっています。

そのため、OANDA証券は現在、単純な「MT4・MT5両対応」ではなく、MT5中心へ移行しているFX会社として考えるのが適切です。


FOREX.com|MT5へ移行、MT4は2026年10月終了

FOREX.comではMT5でFX・CFDなどを取引でき、EAにも対応しています。

一方、MT4は、

2026年10月17日午前5時(日本時間)

に口座アクセス終了・MT4口座閉鎖が予定されています。

対象となる残高・保有ポジション・未約定注文は原則MT5へ移行されますが、MT4のチャート設定やインジケーターなどはそのまま引き継がれません。

既存のMT4環境を利用している場合は、MT5側で再設定が必要です。


FXTF|FXはMT4、MT5のFX対応は今後

FXTFではMT4・MT5の両方が提供されていますが、2026年9月時点では取引対象が異なります。

FXTF MT4ではFXを直接取引でき、EAによる自動売買にも対応しています。

一方、2026年9月に提供開始されたMT5では、

  • 商品CFD
  • 暗号資産CFD

が取引対象で、**FXは「Coming Soon」**と案内されています。

したがって現時点では、

FXTF=FXはMT4、MT5でのFX取引は今後

と整理するのが分かりやすいでしょう。


JFXのMT5は「分析専用」なので注意

JFXではMT5チャートを利用できますが、チャート分析専用です。

MT5からFXを発注することはできず、ポジション・注文・口座情報などもMT5には反映されません。

実際の発注・口座管理には「MATRIX TRADER」を利用します。

そのためJFXは、MT5でFXを直接取引する会社ではなく、MT5を分析ツールとして利用できる参考例として考えましょう。


EA自動売買をするなら何を比較する?

MT4・MT5でEAを利用したい場合は、単に「EA対応」だけで判断しないようにしましょう。

比較項目確認ポイント
EA対応EAによる自動売買が認められているか
EA形式MT4用・MT5用のどちらか
バックテスト過去データで検証できるか
VPS24時間稼働させる環境
取引条件スプレッド・手数料
取引ルール高頻度取引などの制限
サポート外部EAの動作がサポート対象か

EAの対応プラットフォームを確認する

保有しているEAがある場合は、MT4用かMT5用かを確認しましょう。

MT4からMT5へ移行する場合は、EAの互換性やMT5版の有無を確認する必要があります。

取引条件・ルールも確認する

EAを利用できても、FX会社によってスプレッド・手数料・高頻度取引などのルールは異なります。

EAの売買頻度と取引条件の相性も確認しましょう。

24時間稼働にはVPSを利用する方法もある

EAを自宅PCで動かす場合は、PCの電源と通信環境を維持する必要があります。

24時間安定して稼働させたい場合は、VPSを利用する方法もあります。


MT4・MT5対応FX会社を比較するときのポイント

比較するときは、次の項目を確認しましょう。

比較項目確認ポイント
プラットフォームMT4・MT5のどちらに対応するか
発注MetaTraderから直接FX取引できるか
EA自動売買に対応しているか
EA形式MQL4・MQL5
バックテスト検証機能・処理性能
取引条件スプレッド・最低取引単位・手数料
対応環境PC・スマホ・VPS
移行状況MT4終了・MT5移行予定

特に2026年現在は、MT4を今使えるかだけでなく、今後もサービスが継続するかも重要です。

OANDA証券・FOREX.comのように、MT4の提供終了とMT5への移行を進めている会社もあります。


MT4・MT5対応FX会社を利用するときの注意点

MT4とMT5のEA互換性を確認する

MT4とMT5ではEAの実行環境が異なります。

既存のEA・インジケーターを移行するときは、MT5版が利用できるか確認しましょう。

「MT5対応」でもFX取引できるとは限らない

MT5を提供していても、必ずMT5からFXを発注できるわけではありません。

たとえば、

  • JFX:MT5はチャート分析専用
  • FXTF:2026年9月時点ではMT5のFX取引は未提供

という違いがあります。

「MT5対応」という表記だけでなく、MT5で実際にFXを取引できるかを確認しましょう。

MT4の提供終了予定を確認する

OANDA証券・FOREX.comのように、MT4からMT5への移行が進んでいる会社があります。

これから利用する場合は、現在の対応状況だけでなく終了予定も確認しましょう。

EAは利益を保証するものではない

EAは設定された条件に従って自動売買しますが、利益を保証するものではありません。

バックテストで良い結果が出ていても、実際の相場では損失が発生する可能性があります。


MT4・MT5に関するよくある質問

MT4とMT5はどちらを使えばよい?

既存のMT4用EA・インジケーターを使いたい場合は、MT4対応状況を確認する必要があります。

新しく取引環境を作る場合は、MT5対応や今後のサービス継続状況も確認するとよいでしょう。

MT4用EAをMT5で使える?

そのまま利用できるとは限りません。

MT4はMQL4、MT5はMQL5を使用するため、MT5版のEAが必要になる場合があります。

MT4は今後なくなる?

MetaTrader全体について一律に断定することはできません。

ただし、国内ではOANDA証券・FOREX.comのようにMT4提供を終了し、MT5へ移行する会社が出ています。

MT5ならどのFX会社でもEAを使える?

FX会社・口座・サービスによって異なります。

また、JFXのようにMT5を分析専用で提供している場合は、MT5からEAによるFX自動売買を行うことはできません。


まとめ|MT4・MT5は「発注・EA・移行状況」で比較しよう

MT4・MT5対応FX会社を比較するときは、

  • MT4・MT5のどちらを利用できるか
  • MetaTraderから直接FXを発注できるか
  • EA自動売買に対応しているか
  • MT4用・MT5用EAの違い
  • スプレッド・手数料などの取引条件
  • MT4終了・MT5移行の予定

を確認することが重要です。

2026年9月確認時点では、外為ファイネストはMT4・MT5の両方でFX・EAに対応しています。

楽天証券・FXTFではFX取引でMT4を利用でき、OANDA証券・FOREX.comではMT5への移行が進んでいます。

また、FXTFのMT5ではFXはまだ提供されておらず、JFXのMT5はチャート分析専用です。

「MT4・MT5対応」という表記だけで判断せず、FXを直接取引できるのか、EAを使えるのか、今後もそのプラットフォームが提供されるのかまで確認しましょう。

※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。MT4・MT5の対応状況、EAの利用条件、取引ルール、提供終了予定などは変更される場合があります。利用時は各FX会社の公式サイト・取引ルール・操作マニュアル等で最新情報をご確認ください。

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※FX取引には為替変動やレバレッジによる損失リスクがあります。取引条件やリスクを確認してください。

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