IG証券でFXを取引するとき、
「スプレッドはどのくらい?」
「固定なのか、変動するのか?」
「実際の取引コストはいくらになる?」
と気になっている人もいるでしょう。
FXでは、売値と買値の差であるスプレッドが主な取引コストの一つになります。
IG証券のFXでは通常の取引手数料は無料ですが、取引時にはスプレッドが発生します。
そのため、掲載されている代表的な数値だけではなく、実際に注文するときの取引画面でスプレッドを確認することが重要です。
この記事では、IG証券FXのスプレッドの仕組み、広がりやすい場面、取引コストの計算方法、確認するときの注意点を解説します。
IG証券FXのスプレッドとは?
スプレッドとは、FXの売値と買値の差です。
たとえばUSD/JPYで、
- 売値:160.000円
- 買値:160.002円
と表示されている場合、
160.002円-160.000円=0.002円
なので、
0.2銭
がスプレッドです。
FXでは、ポジションを持った直後はスプレッド分だけ損益がマイナスから始まります。
そのため、特に売買回数が多い短期取引では、スプレッドが取引コストに与える影響も大きくなります。
IG証券のスプレッドは固定ではない
IG証券のFXスプレッドは、常に同じ数値で固定されているわけではありません。
通貨ペアや市場環境、流動性、発注数量などによって変化するため、
「USD/JPYは常に○銭」
と考えるのではなく、取引時点のスプレッドを確認する必要があります。
IG証券のスプレッドが広がるのはどんなとき?
スプレッドは市場環境などによって通常より広がる場合があります。
経済指標の発表時
米雇用統計やCPI、政策金利などの重要な経済指標が発表される時間帯は、短時間で為替レートが大きく動くことがあります。
値動きが急激になると、通常よりスプレッドが広がる場合があります。
相場が急変したとき
突発的なニュースや要人発言、金融政策に関する材料などで相場が急変した場合も、スプレッドが拡大することがあります。
通常時のスプレッドだけを前提にしないことが重要です。
流動性が低い時間帯
市場参加者が少ない時間帯では、買い手と売り手が少なくなり、スプレッドが広がる場合があります。
たとえば、
- 週末に近い時間帯
- 週明け直後
- 市場参加者が少ない時間帯
などでは注意が必要です。
発注数量が大きい場合
IG証券では、発注数量によってスプレッドが拡大する場合があります。
そのため、小さい数量で表示されているスプレッドが、大きな注文でも必ず同じとは限りません。
また、一部の通貨ペアには標準銘柄とは別に大口銘柄が用意されています。
大きな数量を取引する場合は、発注前に銘柄と取引条件を確認しましょう。
スプレッドから実際の取引コストを計算する方法
スプレッドによる取引コストは、
スプレッド × 取引数量
でおおよその金額を計算できます。
USD/JPYでスプレッドが、
0.2銭=0.002円
だった場合を例に見てみましょう。
1,000通貨の場合
0.002円 × 1,000通貨
=約2円
1万通貨の場合
0.002円 × 10,000通貨
=約20円
10万通貨の場合
0.002円 × 100,000通貨
=約200円
| 取引数量 | 0.2銭の場合のコスト例 |
|---|---|
| 1,000通貨 | 約2円 |
| 1万通貨 | 約20円 |
| 10万通貨 | 約200円 |
※0.2銭だった場合の単純計算例です。実際のスプレッドは取引時点で変動します。
同じスプレッドでも、取引数量が大きくなるほどコストも増えます。
スプレッド以外に確認したいコスト
IG証券では、通常のFX取引について取引手数料は無料です。
ただし、ポジションを翌営業日まで持ち越す場合はスワップポイントが発生します。
また、注文方法によっては保証料などが発生する場合があります。
そのため、
短期取引ではスプレッド
中長期取引ではスプレッドに加えてスワップポイント
も確認すると分かりやすいでしょう。
IG証券のスプレッドを確認する方法と注意点
スプレッドは変動するため、実際の取引前に最新の状況を確認することが重要です。
IG証券公式サイトで確認する
IG証券のFXページでは、主要通貨ペアのレートやスプレッドを確認できます。
USD/JPYやEUR/JPY、GBP/JPY、EUR/USDなど、さまざまな通貨ペアが掲載されています。
ただし、Webサイト上のレートは取引条件を確認するための参考情報として利用し、実際の注文では取引画面を確認しましょう。
取引画面・スマホアプリで確認する
実際の取引では、Web取引システムやスマホアプリに表示されている売値・買値を確認します。
スプレッドはリアルタイムで変化する場合があるため、注文を出す直前に確認することが重要です。
特に、
- 経済指標発表前後
- 相場急変時
- 早朝
- 週明け
などでは、通常時より広がっていないか確認しましょう。
大きな注文では発注数量も確認する
発注数量が大きい場合は、数量によってスプレッドや取引条件が変わる場合があります。
大口取引では、選択している銘柄や注文数量も合わせて確認することが重要です。
取引スタイル別に確認したいポイント
スプレッドの重要度は、取引スタイルによっても変わります。
| 取引スタイル | 確認したいポイント |
|---|---|
| スキャルピング | 実際のスプレッド・約定条件 |
| デイトレード | スプレッド・指標発表時間・流動性 |
| 中長期取引 | スプレッド・スワップポイント |
スキャルピングでは売買回数が増えるためスプレッドの累計コスト、中長期取引ではポジションを持ち越したときのスワップポイントも確認しましょう。
まとめ|IG証券のスプレッドは取引時点で確認する
IG証券FXのスプレッドについて、ポイントを整理すると次のとおりです。
- スプレッドは固定ではなく変動する
- 経済指標・相場急変・流動性低下時には広がる場合がある
- 発注数量によってもスプレッドが変わる場合がある
- 通常のFX取引手数料は無料
- 中長期ではスワップポイントも確認する
- 実際の注文前に取引画面でスプレッドを確認する
IG証券でFXを取引するときは、掲載されている代表的な数値だけで判断せず、実際に注文する時点のスプレッドを取引画面で確認することが重要です。
※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。スプレッド・スワップポイント・取引条件などは市場環境等によって変動・変更される場合があります。実際に取引する際は、IG証券公式サイトおよび取引画面で最新情報をご確認ください。

