DMM CFDを取引するとき、
「証拠金維持率が何%になるとロスカットされる?」
「追加証拠金はいつ発生する?」
「ロスカットとマージンカットは何が違う?」
と気になる方もいるでしょう。
DMM CFDでは、毎営業日の判定時に証拠金維持率が100%を下回ると追加証拠金が発生します。
一方、取引中に証拠金維持率が50%以下になるとロスカットが行われます。
また、追加証拠金を期限までに解消できない場合には、マージンカットによる強制決済が行われます。
この記事では、DMM CFDのロスカット・追加証拠金・証拠金維持率の仕組みや、取引するときの注意点を初心者向けに解説します。
DMM CFDのロスカット・追加証拠金とは?
DMM CFDでは、口座の証拠金状況によって追加証拠金やロスカットが発生することがあります。
主な基準を整理すると、次のようになります。
| 項目 | DMM CFDのルール |
|---|---|
| 追加証拠金 | 毎営業日の判定時に証拠金維持率100%未満で発生 |
| ロスカット | 証拠金維持率50%以下で発動 |
| 追加証拠金の解消期限 | 発生したメンテナンス明け営業日の22:59まで |
| マージンカット | 追加証拠金を期限までに解消できない場合に強制決済 |
追加証拠金とロスカットは、どちらも証拠金維持率に関係しますが、発生する条件やタイミングが異なります。
まずは、
100%未満=追加証拠金
50%以下=ロスカット
という違いを理解しておきましょう。
DMM CFDの証拠金維持率とは?
証拠金維持率とは、保有しているポジションに必要な証拠金に対して、口座の純資産にどの程度余裕があるかを示す割合です。
証拠金維持率の計算方法
DMM CFDの証拠金維持率は、次の計算式で算出されます。
(純資産額-注文証拠金)÷ポジション必要証拠金×100
主な項目は、
- 純資産額:預託証拠金に評価損益などを反映した金額
- 注文証拠金:未約定の新規注文に必要な証拠金
- ポジション必要証拠金:保有しているポジションを維持するために必要な証拠金
です。
例えば、注文証拠金がなく、
- 純資産額:80,000円
- ポジション必要証拠金:100,000円
の場合、
80,000円÷100,000円×100=80%
となり、証拠金維持率は80%です。
証拠金維持率が高いほど資金に余裕があり、含み損などによって純資産額が減ると証拠金維持率も低下します。
DMM CFDの追加証拠金はいつ発生し、どう解消する?
DMM CFDでは、毎営業日のマーケットクローズ後のメンテナンス中に証拠金維持率が判定されます。
この判定時に証拠金維持率が100%未満だった場合、追加証拠金が発生します。
一時的に証拠金維持率が100%を下回った瞬間に、追加証拠金が確定するわけではありません。
追加証拠金額はどう決まる?
追加証拠金額は、
ポジション必要証拠金-純資産額
で計算されます。
先ほどの例では、
- 純資産額:80,000円
- ポジション必要証拠金:100,000円
だったため、
100,000円-80,000円=20,000円
となり、追加証拠金額は20,000円です。
実際の追加証拠金額は、取引画面の資産状況で確認しましょう。
入金またはポジション決済で解消する
追加証拠金が発生した場合は、
- 追加証拠金額以上を入金する
- 保有ポジションを一部または全部決済する
などによって、追加証拠金額を0円にする必要があります。
追加証拠金が発生したメンテナンス明け営業日の22:59までが解消期限です。
22:59までに解消できないと23:00にマージンカット
期限までに追加証拠金を解消できなかった場合は、23:00にマージンカットが行われ、保有ポジションが強制決済されます。
追加証拠金が発生した場合は放置せず、必要金額と期限を確認しましょう。
DMM CFDのロスカットは証拠金維持率50%以下
DMM CFDでは、証拠金維持率が50%以下になるとロスカットが行われます。
ロスカットは、損失がさらに拡大することを抑えるため、保有ポジションをシステムが強制決済する仕組みです。
50%以下になると自動でロスカットされる
追加証拠金の判定は毎営業日のマーケットクローズ後に行われますが、ロスカットは取引中の証拠金維持率をもとに判定されます。
そのため、追加証拠金の解消期限前であっても、相場が大きく逆行して証拠金維持率が50%以下になればロスカットされる可能性があります。
未約定の新規注文が取り消される場合がある
証拠金維持率が50%以下になると、発注済みの新規未約定注文が取り消されます。
新規注文には注文証拠金が必要なため、注文取消によって証拠金維持率が回復する場合があります。
取消後も証拠金維持率が50%以下の場合は、ロスカットが行われます。
ロスカットとマージンカットの違い
DMM CFDでは、「ロスカット」と「マージンカット」はどちらも強制決済ですが、発動条件が異なります。
| 項目 | ロスカット | マージンカット |
|---|---|---|
| 発動条件 | 証拠金維持率50%以下 | 追加証拠金を期限までに解消できない |
| 判定タイミング | 取引中に随時 | 追加証拠金発生後の期限到来時 |
| 結果 | 保有ポジションを強制決済 | 保有ポジションを強制決済 |
ロスカットは、相場変動によって証拠金維持率が大きく低下した場合に行われます。
一方、マージンカットは、毎営業日の判定で発生した追加証拠金を期限までに解消できなかった場合に行われます。
似た仕組みに見えますが、発動する理由が異なります。
DMM CFD-IndexとCommodityは別々に判定される
DMM CFDでは、
- DMM CFD-Index
- DMM CFD-Commodity
がそれぞれ別のアカウントとして管理されます。
そのため、損益や証拠金維持率、追加証拠金、ロスカットについても個別に判定されます。
例えば、CFD-Index側に十分な資金があっても、その資金が自動的にCFD-Commodity側の証拠金不足を補うわけではありません。
両方でポジションを保有している場合は、それぞれの資産状況を確認しておきましょう。
DMM CFDのロスカットを避けるためのポイント
ロスカットを避けるためには、証拠金維持率が低下してから対応するのではなく、取引前から余裕を持った資金管理を行うことが重要です。
主なポイントは次のとおりです。
- 必要証拠金ぎりぎりまで取引しない
- 取引数量を増やしすぎない
- 含み損と証拠金維持率を確認する
- 証拠金シミュレーションを利用する
必要証拠金は、ポジションを保有するために最低限必要な金額です。
口座資金に余裕が少ない状態では、相場が逆方向へ動いたときに証拠金維持率が低下しやすくなります。
また、取引数量が増えるほど同じ価格変動でも損益額が大きくなるため、自分が許容できる損失額を考えて取引数量を決めることが重要です。
DMM CFDの証拠金シミュレーションでは、必要証拠金のほか、証拠金維持率100%・50%となる水準なども確認できます。
取引前の資金管理に活用するとよいでしょう。
ロスカットがあっても損失が限定されるとは限らない
ロスカット制度があっても、損失が必ず一定額以内に収まるとは限りません。
急激な相場変動などでは、証拠金維持率50%となる価格で必ず決済できるわけではなく、基準を超えた価格で約定する場合があります。
そのため、ロスカットが執行されても、預託証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
「ロスカットがあるから大きな損失は出ない」と考えず、取引数量を抑え、口座資金に余裕を持たせることが重要です。
DMM CFDのロスカット・追加証拠金についてよくある質問
DMM CFDのロスカットは何%ですか?
証拠金維持率が50%以下になるとロスカットが行われます。
ただし、相場の急変時には50%となる価格で必ず決済されるとは限りません。
追加証拠金は何%で発生しますか?
毎営業日のマーケットクローズ後の判定時に、証拠金維持率が100%未満の場合に追加証拠金が発生します。
一時的に100%を下回っただけで、すぐに追加証拠金が確定するわけではありません。
追加証拠金はいつまでに解消すればよいですか?
追加証拠金が発生したメンテナンス明け営業日の22:59までに、入金やポジション決済によって追加証拠金額を0円にする必要があります。
期限までに解消できない場合は、23:00にマージンカットが行われます。
まとめ|DMM CFDは証拠金維持率100%と50%を確認しよう
DMM CFDのロスカット・追加証拠金について、重要なポイントは次のとおりです。
- 毎営業日の判定時に証拠金維持率100%未満で追加証拠金が発生する
- 証拠金維持率50%以下になるとロスカットが行われる
- 追加証拠金を期限までに解消できない場合はマージンカットされる
- ロスカットがあっても損失を完全に限定できるわけではない
DMM CFDでは、100%や50%という基準に近づいてから対応するのではなく、必要証拠金に対して余裕を持った資金で取引することが重要です。
証拠金維持率や含み損を確認しながら、無理のない取引数量で管理していきましょう。
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