IG証券でFXを取引するとき、
「どの取引ツールを使えばいい?」
「Webブラウザ版では何ができる?」
「ProRealTimeは普通の取引画面と何が違う?」
と気になっている人もいるでしょう。
IG証券では、通常の取引に利用できるWebブラウザ版取引システムに加え、高度なチャート分析や自動取引に対応したProRealTimeを利用できます。
大きく分けると、
通常のFX取引はWebブラウザ版
高度な分析・自動取引はProRealTime
という違いがあります。
この記事では、それぞれの機能や違い、ProRealTimeの利用料金、注意点について解説します。
IG証券で利用できる主な取引ツール
IG証券では、主に次の取引環境を利用できます。
| 取引ツール | 主な特徴 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| Webブラウザ版 | 注文・チャート・ニュース・アラート | 通常のFX取引 |
| スマホアプリ | 外出先から確認・注文 | モバイル取引 |
| ProRealTime | 高度なチャート・自動取引 | テクニカル分析・システム取引 |
普段のFX取引であれば、Webブラウザ版でも幅広い機能を利用できます。
より高度なテクニカル分析や、自動取引・バックテストを行いたい場合はProRealTimeという選択肢があります。
Webブラウザ版取引システムの特徴
IG証券のWebブラウザ版は、専用ソフトをインストールせず、Webブラウザから利用できる取引システムです。
注文・ポジション管理ができる
Webブラウザ版では、FXの新規注文や決済、保有ポジションの管理ができます。
注文画面では、
- 売買方向
- 取引数量
- 指値
- 逆指値
- スプレッド
- 必要証拠金
などを確認しながら注文できます。
最低取引数量や維持証拠金率などの取引条件も確認できます。
チャート分析・直接注文に対応
Webブラウザ版では、33種類のテクニカル指標と19種類の描画ツールを利用できます。
代表的なテクニカル指標には、
- 移動平均線
- MACD
- RSI
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- ストキャスティクス
- ピボットポイント
などがあります。
描画ツールでは、
- トレンドライン
- チャネル
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・エクステンション
- エリオット波動
などを利用できます。
複数チャートを表示して異なる時間軸を比較でき、チャート上から直接注文することも可能です。
ニュース・アラートも利用できる
Webブラウザ版では、マーケットニュースの確認やアラート設定にも対応しています。
価格変動や指定価格への到達などを確認しながら取引できます。
ProRealTimeとは?
ProRealTimeは、IG証券で利用できる高機能チャートシステムです。
Webブラウザ版よりも、
- 利用できるテクニカル指標が多い
- チャートのカスタマイズ性が高い
- 自動取引に対応している
- バックテストができる
といった特徴があります。
通常の注文機能よりも、高度なテクニカル分析やシステム取引を重視したい場合に利用できるツールです。
ProRealTimeの主な機能
100種類以上のテクニカル指標
ProRealTimeでは、100種類以上のテクニカル指標を利用できます。
既存の指標だけでなく、独自のインジケーターを設定することも可能です。
Webブラウザ版よりも選択肢が多く、自分の分析方法に合わせてチャート環境を細かく設定できます。
ProRealTrend
ProRealTimeには、トレンドラインを自動的に表示するProRealTrendがあります。
チャート上のトレンドを確認するための補助機能として利用できます。
ProOrderによる自動取引
ProRealTimeには、ProOrderという自動取引機能があります。
設定した取引ルールに条件が合致すると、FXやCFDの注文を自動で執行できます。
設定したストラテジーはサーバー上で実行されるため、条件を満たせばPCの電源を切っている状態でも取引を継続できます。
ProBacktestで取引戦略を検証できる
ProRealTimeには、過去データを使って取引戦略を検証できるProBacktestがあります。
設定したルールについて、
- 発注条件
- ポジション履歴
- ストップ条件
- 損益カーブ
- 取引結果
などを確認できます。
自動取引を始める前だけでなく、裁量トレードのルールを検証するときにも利用できます。
ProRealTimeの利用料金はいくら?
ProRealTimeは通常、
月額4,000円(税込)
の利用料金がかかります。
ただし、月4回以上の取引など所定の条件を満たすと利用料金が無料になります。
料金や無料条件は変更される可能性があるため、利用前に最新情報を確認しましょう。
Webブラウザ版とProRealTimeの違い
主な違いを整理すると、次のとおりです。
| 項目 | Webブラウザ版 | ProRealTime |
|---|---|---|
| 主な用途 | 通常のFX取引 | 高度なチャート分析 |
| テクニカル指標 | 33種類 | 100種類以上 |
| 描画・分析 | 対応 | より高度 |
| チャートから注文 | 対応 | 対応 |
| ニュース | 取引画面で確認可能 | Web版と併用 |
| アラート | 対応 | 対応 |
| 自動取引 | 非対応 | ProOrder対応 |
| バックテスト | 非対応 | ProBacktest対応 |
| 利用料金 | 無料 | 月額4,000円※ |
※所定の条件を満たすと無料。
通常の注文やニュース確認、基本的なチャート分析が中心であれば、Webブラウザ版でも幅広い機能を利用できます。
一方、100種類以上の指標、高度なチャート分析、自動取引、バックテストを利用したい場合はProRealTimeの方が機能が充実しています。
すべての取引でProRealTimeが必要というわけではなく、自分が利用したい機能に合わせて使い分けると分かりやすいでしょう。
ProRealTimeを利用するときの注意点
無料条件を満たさない場合は料金が発生する
ProRealTimeは、所定の条件を満たさない場合に月額利用料が発生します。
利用頻度が少ない場合は、料金条件を確認しておきましょう。
高機能な分、操作に慣れが必要
100種類以上のテクニカル指標や自動取引、バックテストなど多くの機能があります。
通常のWebブラウザ版より設定項目が多いため、初めて利用する場合は操作に慣れる必要があります。
自動取引・バックテストでも利益は保証されない
ProOrderでは、設定したルールに従って注文が自動執行されますが、相場環境が変化すれば損失が発生する可能性があります。
また、ProBacktestで過去の相場に対して良い結果が出ても、将来も同じ結果になるとは限りません。
自動取引を利用するときは、ストラテジーだけでなく、取引数量や損失管理も確認することが重要です。
まとめ|基本取引はWeb、高度な分析はProRealTime
IG証券の取引ツールについて、ポイントを整理すると次のとおりです。
- Webブラウザ版では注文・チャート・ニュース・アラートを利用できる
- Web版は33種類の指標、ProRealTimeは100種類以上の指標に対応している
- ProRealTimeではProOrderによる自動取引とProBacktestによる戦略検証ができる
- ProRealTimeは月額4,000円(税込)で、所定の条件を満たすと無料になる
通常のFX注文や基本的なチャート分析であれば、Webブラウザ版でも幅広い機能を利用できます。
一方、より高度なテクニカル分析や自動取引、バックテストを行いたい場合は、ProRealTimeという選択肢があります。
機能数の多さだけで選ぶのではなく、自分が実際に利用する分析・取引機能に合わせてツールを使い分けることが重要です。
※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。取引ツールの機能・利用料金・無料条件・対応銘柄などは変更される場合があります。実際に利用する際は、IG証券公式サイトおよび取引システムで最新情報をご確認ください。

