IG証券でFXを始めるとき、
「最低何通貨から取引できる?」
「いくら用意すれば取引できる?」
「1,000通貨だと損益はどのくらい動く?」
と気になっている人もいるでしょう。
IG証券では現在、FXの新規取引を原則0.1Lot=1,000通貨から行えます。
ただし、1,000通貨から取引できることと、少ない資金だけで安全に取引できることは別です。
この記事では、IG証券FXの最低取引単位、必要証拠金の計算方法、1,000通貨取引の損益、注意点について解説します。
IG証券FXはいくらから取引できる?
IG証券FXの基本的な取引単位は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1Lot | 1万通貨 |
| 原則最低取引数量 | 0.1Lot |
| 通貨数量 | 1,000通貨 |
| 個人口座の最大レバレッジ | 25倍 |
| 維持証拠金率 | 最低4%~ |
現在は、対象となる通貨ペアについて原則1,000通貨から新規取引できます。
ただし、一部の通貨ペアでは最低取引数量が異なります。
IG証券は2026年5月から原則1,000通貨取引に対応
IG証券では以前、
1Lot=1万通貨
がFXの最低取引数量でした。
そのため、古い比較サイトや口コミでは、
「IG証券は1万通貨から」
と説明されている場合があります。
しかし、2026年5月14日から新規取引の最低数量が引き下げられ、現在は原則として、
0.1Lot=1,000通貨
から取引できるようになっています。
以前より取引数量を抑えて始めやすくなった点は、大きな変更です。
一部の通貨ペアは対象外
すべての通貨ペアで必ず0.1Lotから取引できるわけではありません。
一部の新興国通貨などでは最低取引数量が異なる場合があります。
実際に注文するときは、対象通貨ペアの最低取引数量を取引画面で確認しましょう。
IG証券の0.1Lot・1Lotは何通貨?
IG証券では基本的に、
1Lot=10,000通貨
です。
したがって、Lot数と通貨数量の関係は次のようになります。
| Lot数 | 通貨数量 |
|---|---|
| 0.1Lot | 1,000通貨 |
| 0.5Lot | 5,000通貨 |
| 1Lot | 10,000通貨 |
| 10Lot | 100,000通貨 |
Lot数だけではなく、実際に何通貨を取引するのかも確認すると分かりやすいでしょう。
IG証券FXの必要証拠金の計算方法
FXでは、取引金額の全額を用意する必要はありません。
一定の証拠金を預けることで、レバレッジを利用して取引できます。
個人口座では最大25倍のレバレッジを利用でき、最低維持証拠金率が4%の場合、
必要証拠金の目安=取引金額 × 4%
で計算できます。
ただし、すべての通貨ペア・状況で必ず4%になるわけではありません。
通貨ペアや市場環境などによって、より高い証拠金率が適用される場合があります。
USD/JPYを1,000通貨取引する場合の必要資金
USD/JPYを例に、必要証拠金を計算してみましょう。
為替レートを、
1ドル=160円
とします。
1,000通貨の取引金額は、
160円 × 1,000通貨=16万円
です。
維持証拠金率が4%なら、
16万円 × 4%=6,400円
となります。
取引数量ごとに比較すると、次のとおりです。
| 取引数量 | 取引金額 | 4%の場合の証拠金例 |
|---|---|---|
| 1,000通貨 | 16万円 | 約6,400円 |
| 5,000通貨 | 80万円 | 約32,000円 |
| 1万通貨 | 160万円 | 約64,000円 |
※USD/JPY=160円、維持証拠金率4%で計算した例です。実際の必要証拠金は為替レートや取引条件によって変わります。
必要証拠金だけあれば十分ではない
約6,400円でポジションを持てることと、6,400円だけ入金すれば十分ということは別です。
必要証拠金は、ポジションを保有するために必要となる資金の目安です。
口座資金が必要証拠金ぎりぎりの場合、相場が逆方向へ動いたときに証拠金余力が小さくなります。
そのため、
必要証拠金=安全に取引できる資金
ではありません。
実際の取引数量は、
- 口座資金
- 損切り幅
- 許容できる損失額
などを考えて決めることが重要です。
1,000通貨では損益はいくら動く?
必要証拠金だけでなく、取引数量によって実際の損益がどのくらい変わるのかも確認しておきましょう。
USD/JPYなど円が決済通貨になる通貨ペアを1,000通貨取引した場合、
1円動くと約1,000円
損益が変化します。
目安は次のとおりです。
| 為替の値動き | 1,000通貨 | 1万通貨 |
|---|---|---|
| 1銭 | 約10円 | 約100円 |
| 10銭 | 約100円 | 約1,000円 |
| 1円 | 約1,000円 | 約1万円 |
たとえばUSD/JPYを1,000通貨買い、160円から159円へ1円下落した場合、単純計算では約1,000円の為替差損となります。
1,000通貨と1万通貨では何が違う?
1,000通貨と1万通貨では、取引数量が10倍違います。
そのため、必要証拠金や損益変動も大きく変わります。
| 項目 | 1,000通貨 | 1万通貨 |
|---|---|---|
| IG証券のLot | 0.1Lot | 1Lot |
| 取引数量 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
| 必要証拠金 | 抑えやすい | 約10倍 |
| 1円動いた場合の損益 | 約1,000円 | 約1万円 |
| 損益変動 | 小さくしやすい | 大きくなる |
1,000通貨だから利益を出しやすいという意味ではありません。
取引数量を小さくすることで、利益と損失の両方を小さくしやすいという違いです。
IG証券で1,000通貨取引するときの注意点
すべての通貨ペアが0.1Lot対応とは限らない
原則1,000通貨から取引できますが、一部の通貨ペアでは最低取引数量が異なります。
対象銘柄の条件を取引画面で確認しましょう。
維持証拠金率が常に4%とは限らない
最低維持証拠金率は4%ですが、通貨ペアや市場環境によって、それより高い証拠金率が適用される場合があります。
そのため、
1,000通貨なら必ず6,400円で取引できる
という意味ではありません。
スプレッド・スワップも確認する
FXでは必要証拠金だけでなく、スプレッドも取引コストになります。
また、ポジションを翌営業日まで持ち越す場合は、スワップポイントの受け取り・支払いも発生します。
必要資金を考えるときは、証拠金だけでなく取引コストも確認しましょう。
最新の最低取引数量・必要証拠金を確認する方法
IG証券の最低取引数量や必要証拠金は、取引システム内の銘柄情報・取引情報などから確認できます。
注文前には、
- 最低取引数量
- Lot数
- 維持証拠金率
- 必要証拠金
- スプレッド
を確認しておくと分かりやすいでしょう。
特に最低取引数量や証拠金率は変更される可能性があるため、最新の取引条件を確認することが重要です。
まとめ|IG証券FXは原則1,000通貨から取引できる
IG証券FXの最低取引単位と必要資金について、ポイントを整理すると次のとおりです。
- IG証券では1Lot=1万通貨
- 2026年5月以降は原則0.1Lot=1,000通貨から新規取引できる
- USD/JPY=160円・維持証拠金率4%なら、1,000通貨の必要証拠金は約6,400円
- 必要証拠金だけでなく、損益変動や許容損失も確認する
- 一部の通貨ペアでは最低取引数量や証拠金率が異なる場合がある
1,000通貨から取引できるようになったことで、以前より取引数量を抑えて始めやすくなっています。
ただし、最低必要証拠金だけを見るのではなく、実際の損益変動や自分が許容できる損失額も考えて取引数量を決めることが重要です。
※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。最低取引数量・必要証拠金・維持証拠金率・スプレッドなどの条件は変更される場合があります。実際に取引する際は、IG証券公式サイトおよび取引画面で最新情報をご確認ください。

