SBI FXトレードの「つみたて外貨」とは?通常FXとの違いを比較

FX会社

SBI FXトレードには、通常のSBI FXTRADEとは別に**「つみたて外貨」**というサービスがあります。

「外貨を積み立てるなら外貨預金と同じなのか」

「通常のFXとは何が違うのか」

と疑問に思う人もいるでしょう。

SBI FXトレードの「つみたて外貨」は、外貨預金ではなく外国為替証拠金取引(FX)を利用した積立サービスです。

通常のSBI FXTRADEとは、取引方法や取扱通貨、レバレッジ、ロスカットルールなどに違いがあります。

この記事では、SBI FXトレードの「つみたて外貨」の仕組みと、通常FXとの違いを初心者向けに解説します。

SBI FXトレードの「つみたて外貨」とは?

「つみたて外貨」は、SBI FXトレードが提供する積立FXの愛称です。

「つみたて外貨」は積立FXの愛称

つみたて外貨では、あらかじめ設定した条件に沿って外貨を定期的に購入できます。

通常のFXのように毎回自分で注文するのではなく、一定のルールで継続的に外貨を積み立てられるのが特徴です。

外貨預金ではなく外国為替証拠金取引

「外貨」という名前から外貨預金をイメージするかもしれませんが、つみたて外貨は外貨預金ではありません。

外国為替証拠金取引を利用したサービスです。

そのため、為替変動によって利益が出ることもあれば損失が発生することもあり、レバレッジやロスカットといったFX特有の仕組みもあります。

SBI FXトレードの「つみたて外貨」と通常FXの違い

つみたて外貨と通常のSBI FXTRADEの主な違いは、次のとおりです。

比較項目つみたて外貨通常のSBI FXTRADE
主な取引方法定期購入・随時購入・売却自分で売買注文
定期購入毎日・毎週・毎月なし
最小取引単位1通貨1通貨
取扱通貨10通貨・すべて対円34通貨ペア
レバレッジ1~3倍個人口座は原則最大25倍
ロスカット証拠金維持率30%未満証拠金維持率50%未満
スワップポイントありあり
主な使い方積立・中長期保有裁量売買・短期~中長期

どちらも外国為替証拠金取引ですが、つみたて外貨は積立を中心としたサービス、通常のSBI FXTRADEは自分で売買タイミングを判断する取引を中心としたサービスという違いがあります。

つみたて外貨は毎日・毎週・毎月の自動購入ができる

通常FXとの大きな違いの一つが、外貨を定期的に自動購入できることです。

定期購入を設定すれば自動で外貨を購入できる

つみたて外貨では、

  • 毎日
  • 毎週
  • 毎月

から購入頻度を選択できます。

一度設定すれば毎回自分で注文する必要がないため、一定のルールで外貨を積み立てたい場合に利用しやすい仕組みです。

また、一定額を定期的に購入することで購入時期を分散できます。

ただし、購入時期を分散しても為替変動による損失を防げるわけではありません。

自分のタイミングで随時購入・売却することもできる

つみたて外貨は、定期購入だけのサービスではありません。

取引時間内であれば、自分のタイミングで外貨を随時購入したり、保有している外貨を売却したりすることもできます。

そのため、定期購入を基本にしながら、必要に応じて自分で売買することもできます。

つみたて外貨と通常FXではレバレッジが違う

つみたて外貨と通常FXでは、利用できるレバレッジが大きく異なります。

つみたて外貨は1倍・2倍・3倍から選べる

つみたて外貨では、基本的に、

  • 1倍
  • 2倍
  • 3倍

からレバレッジを選択できます。

ただし、中国人民元・南アフリカランド・トルコリラ・香港ドルは最大2倍です。

レバレッジ1倍を選ぶこともできますが、レバレッジ1倍だから元本が保証されるわけではありません。

通常FXは個人口座で原則最大25倍

通常のSBI FXTRADEでは、個人口座で原則最大25倍のレバレッジを利用できます。

つみたて外貨より大きなレバレッジで取引できますが、取引数量が大きくなるほど為替変動による損益額も大きくなります。

低いレバレッジで積立を続けたい場合と、自分で取引数量や売買タイミングを調整したい場合では、選ぶサービスも変わります。

つみたて外貨と通常FXでは取扱通貨が違う

取引できる通貨にも違いがあります。

つみたて外貨は10通貨ですべて対円

つみたて外貨では、次の10通貨を取り扱っています。

  • 米ドル
  • 英ポンド
  • 豪ドル
  • NZドル
  • カナダドル
  • 南アフリカランド
  • トルコリラ
  • 中国人民元
  • 香港ドル
  • メキシコペソ

すべて日本円との組み合わせです。

SBI FXTRADEは34通貨ペア

通常のSBI FXTRADEでは、34通貨ペアを取り扱っています。

対円通貨ペアだけでなく、外貨同士の通貨ペアも取引できるため、より多くの通貨ペアから取引対象を選びたい場合は通常FXの方が選択肢は多くなります。

つみたて外貨と通常FXではロスカットルールが違う

どちらもFXを利用したサービスなので、証拠金維持率が低下するとロスカットされる可能性があります。

ただし、ロスカット水準は異なります。

つみたて外貨は証拠金維持率30%未満でロスカット

つみたて外貨では、証拠金維持率が30%を下回ると全ポジションがロスカットされます。

主な段階は、

  • 100%未満:定期購入を一時停止・未約定の新規注文を取消
  • 50%未満:アラーム
  • 35%未満:アラーム
  • 30%未満:ロスカット

です。

ロスカット判定は原則60秒ごとに行われます。

通常FXは証拠金維持率50%未満でロスカット

通常のSBI FXTRADEでは、証拠金維持率が50%を下回るとロスカットされます。

通常FXでは原則20秒ごとに判定されるため、つみたて外貨とはロスカット水準だけでなく判定間隔も異なります。

同じSBI FXトレードのサービスでも、ロスカットルールは同じではありません。

つみたて外貨でもスワップポイントが発生する

つみたて外貨でも、保有する通貨や取引方向によってスワップポイントの受取・支払いが発生します。

スワップポイントは固定ではなく、各国の金利や市場環境などによって変動します。

そのため、現在のスワップポイントだけを見て長期的な損益を判断しないようにしましょう。

つみたて外貨は積立でも元本保証ではない

つみたて外貨では定期購入によって購入時期を分散できますが、損失をなくせるわけではありません。

円高が進めば保有している外貨の円換算評価額が減少する可能性があります。

また、つみたて外貨は外国為替証拠金取引なので、レバレッジやロスカットの仕組みがあります。

相場が急激に変動した場合には、ロスカット水準を超えた価格で約定し、預けている証拠金を上回る損失が発生する可能性もあります。

「積立だから安全」「レバレッジ1倍なら元本保証」と考えず、FX取引であることを理解したうえで利用することが大切です。

つみたて外貨と通常FXはどちらが向いている?

取引の目的によって、向いているサービスは異なります。

向いている人選択肢
定期的な自動購入で外貨を積み立てたいつみたて外貨
レバレッジを1~3倍に抑えたいつみたて外貨
自分で売買タイミングを判断したい通常FX
多くの通貨ペアから選びたい通常FX
短期売買を中心に取引したい通常FX

積立を自動化したい場合はつみたて外貨、自分で売買タイミングを判断したい場合は通常のSBI FXTRADEが基本的な選び方です。

SBI FXトレードの「つみたて外貨」に関するよくある質問

つみたて外貨は外貨預金?

いいえ。

SBI FXトレードのつみたて外貨は、外貨預金ではなく外国為替証拠金取引を利用したサービスです。

つみたて外貨は途中で売却できる?

はい。

取引時間内であれば、保有している外貨を随時売却できます。

つみたて外貨と通常のSBI FXTRADEは両方利用できる?

はい。

SBI FXトレードでは、通常のFX取引とつみたて外貨は別のサービスとして利用できます。

ただし、それぞれのサービスで保有しているポジションを相互に移動することはできません。

まとめ|つみたて外貨は自動積立を中心としたFXサービス

SBI FXトレードの「つみたて外貨」は、外貨預金ではなく外国為替証拠金取引を利用した積立サービスです。

主な違いをまとめると、

つみたて外貨
定期購入・10通貨・レバレッジ原則1~3倍・証拠金維持率30%未満でロスカット

通常のSBI FXTRADE
自分で売買・34通貨ペア・個人口座は原則最大25倍・証拠金維持率50%未満でロスカット

という違いがあります。

どちらも1通貨から利用できますが、自動で外貨を積み立てたいならつみたて外貨、自分で売買タイミングを判断したいなら通常のSBI FXTRADEという選び方が基本です。

ただし、つみたて外貨もFX取引であり、為替変動による損失やロスカットの可能性があります。

積立という名称だけで判断せず、レバレッジやロスカットなどの仕組みを理解したうえで利用しましょう。

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