SBI FXトレードでは、手作業によるスキャルピングが可能です。
ただし、外部の自動売買プログラムを使った取引や、システムなどに著しい悪影響を及ぼすおそれのある高頻度取引にはルールがあります。
そのため、「スキャルピングができるか」だけでなく、どのような取引が認められているのかを確認しておくことが大切です。
この記事では、SBI FXトレードのスキャルピングに関する取引ルールや、短期売買をするときに確認しておきたいポイントを解説します。
SBI FXトレードはスキャルピングできる?
SBI FXトレードでは、トレーダー自身が取引画面を操作して行うスキャルピングが可能です。
一方、自動売買については別のルールがあります。
手作業で行うスキャルピングは可能
スキャルピングとは、数秒から数分程度の短い時間で売買し、小さな値幅を狙う取引方法です。
SBI FXトレードでは、自分で取引画面を操作して行うスキャルピングが認められています。
たとえば、
- 数分程度で利益確定する
- 短時間で損切りする
- 1日に複数回売買する
といった短期売買そのものが一律に禁止されているわけではありません。
ただし、短時間で売買する場合でも、SBI FXトレードが定める取引ルールの範囲内で行う必要があります。
外部の自動売買プログラムは使用できない
SBI FXトレードでは、同社が提供している取引ツール以外の自動売買プログラムなどを使用した注文・取引は禁止されています。
そのため、
「スキャルピングできる=EAなどを使って自動的に高速売買できる」
という意味ではありません。
SBI FXトレードでスキャルピングをする場合は、手動取引として考える必要があります。
SBI FXトレードでスキャルピングするときの取引ルール
手動でスキャルピングをする場合でも、連続操作や高頻度取引に関するルールを確認しておきましょう。
連続操作には一定の間隔が必要
SBI FXトレードでは、ダブルクリックなどによる誤発注を防止するため、連続操作ができない仕組みになっています。
そのため、注文ボタンを極端な速さで連続して操作することを前提とした取引環境ではありません。
一定の間隔を空けながら手動で売買することと、短時間に大量の注文を繰り返す高頻度取引は分けて考える必要があります。
問題となる短時間・高頻度取引は禁止されている
SBI FXトレードの取引ルールでは、短時間に高頻度で行われる注文や取引のうち、他の利用者や同社のシステム、カバー取引、適正な価格形成などに著しい悪影響を及ぼすおそれのある行為が禁止事項に含まれています。
つまり、
「短時間で決済したから禁止」
という意味ではありません。
一定の間隔を空けて行う手動スキャルピングは可能ですが、システムなどに著しい悪影響を及ぼすような高頻度取引は別途禁止対象となります。
SBI FXトレードでスキャルピングするときに確認したいポイント
SBI FXトレードでスキャルピングをする場合は、取引ルールだけでなく、取引数量やスプレッド、スリッページも確認しておきましょう。
1通貨から少額で練習できる
SBI FXトレードでは、1通貨単位から取引できます。
そのため、スキャルピングを初めて試す場合でも、最初から1,000通貨や1万通貨で取引する必要はありません。
たとえば米ドル/円を1通貨取引した場合、1円の値動きに対する為替差損益は約1円です。
少ない数量で、
- エントリー
- 利益確定
- 損切り
- スプレッドの影響
- 約定価格
などを実際の取引で確認できます。
短時間で判断と注文を繰り返すスキャルピングだからこそ、最初は少ない数量で操作や取引の流れに慣れられることはメリットです。
スプレッドは短期売買のコストになる
スキャルピングでは1回の取引で狙う値幅が小さくなりやすいため、スプレッドの影響が相対的に大きくなります。
また、取引回数が増えれば、その分スプレッドによるコストも積み重なります。
そのため、1回あたりのスプレッドだけでなく、取引数量や取引回数を含めてコストを考えることが重要です。
SBI FXトレードでは注文数量によってスプレッドの区分が異なるため、スキャルピングをするときも最新の提示スプレッドを確認しておきましょう。
スリッページと約定価格を確認する
スキャルピングでは、注文を出したときに見ていた価格と実際の約定価格との差であるスリッページも重要です。
為替レートは常に変動しているため、注文を出してからサーバーへ到達するまでに価格が動き、表示価格と約定価格に差が生じる場合があります。
SBI FXトレードの2WAY注文では、許容スリッページ幅を自分で設定できます。
許容幅を設定することで、大きく不利な価格での約定を防ぎやすくなりますが、許容幅を狭くすると相場状況によっては約定しにくくなる場合があります。
短時間で売買する場合は、スプレッドだけでなく、スリッページと約定のしやすさも確認しておくことが大切です。
取引数量を急に増やさない
SBI FXトレードでは1通貨からスキャルピングを試すことができます。
少額取引では利益も小さくなりますが、利益額の小ささを理由に急に取引数量を増やすと、損失額も同じように大きくなります。
まずは少ない数量で取引の流れや損切りを経験し、取引に慣れてから自分の資金や経験に合わせて数量を調整するとよいでしょう。
SBI FXトレードのスキャルピングに関するよくある質問
SBI FXトレードはスキャルピングを禁止している?
いいえ。
SBI FXトレードでは、手作業で行うスキャルピングは可能です。
ただし、外部の自動売買プログラムの使用や、システムなどに著しい悪影響を及ぼすおそれのある高頻度取引にはルールがあります。
何秒以内の取引なら禁止などの決まりはある?
SBI FXトレードの公式情報では、
「○秒以内に決済した取引は禁止」
といった一律の秒数基準は示されていません。
一方、短時間に高頻度で行われる注文や取引のうち、システムや価格形成などに著しい悪影響を及ぼすおそれのある行為は禁止事項に含まれています。
また、誤発注防止のため連続操作はできず、一定の間隔を空けて操作する必要があります。
自動売買でスキャルピングできる?
SBI FXトレードが提供している取引ツール以外の自動売買プログラムなどを使用した取引は禁止されています。
そのため、外部のEAなどを利用して自動的にスキャルピングを繰り返す取引には対応していません。
1通貨でもスキャルピングできる?
はい。
SBI FXトレードの最小取引数量は1通貨なので、1通貨から手動で短期売買を行うことができます。
大きな数量を使わず、小さな損益でエントリーや決済、損切りを経験できることはSBI FXトレードの特徴です。
スキャルピングで口座制限されることはある?
手動でスキャルピングを行ったという理由だけで、直ちに口座制限の対象になるという意味ではありません。
ただし、外部の自動売買プログラムを使用した取引や、システム・カバー取引・適正な価格形成などに著しい悪影響を及ぼすおそれのある短時間・高頻度取引などは、禁止事項に含まれています。
スキャルピングをする場合も、SBI FXトレードの取引ルールの範囲内で行うことが大切です。
まとめ|SBI FXトレードは手動ならスキャルピングできる
SBI FXトレードでは、手作業によるスキャルピングが可能です。
また、1通貨から取引できるため、少額でエントリーや決済、損切りなどを経験できます。
一方、外部の自動売買プログラムを使った取引は禁止されており、システムなどに著しい悪影響を及ぼすおそれのある短時間・高頻度取引も禁止事項に含まれています。
スキャルピングではスプレッドやスリッページの影響も受けやすいため、取引ルールと実際の取引コストを確認しながら、まずは無理のない取引数量から始めるとよいでしょう。

