FX会社のスワップポイントを比較|高金利通貨・確認ポイントを解説

FX会社

FX会社を比較するとき、

「スワップポイントが高い会社はどこ?」
「トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドではどれくらい受け取れる?」
「1日分のスワップだけを比較すればいい?」

と気になる人もいるでしょう。

スワップポイントは、2通貨間の金利差などをもとに発生する調整額です。

ポジションを翌取引日へ持ち越すことで受け取りまたは支払いが発生しますが、スワップポイントはFX会社・通貨ペアによって異なり、金額も日々変動します。

また、

  • 何通貨あたりの金額か
  • 買いか売りか
  • 何日分の付与か
  • 通常ペアかLIGHTペアなどの特殊区分か

によっても条件が異なります。

この記事では、FX会社のスワップポイントを比較し、トルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アフリカランド/円などの高金利通貨を見るときのポイントや注意点を解説します。


FX会社のスワップポイントを比較

FX会社のスワップポイントを比較するときは、金額だけでなく、何通貨あたり・何日分なのかをそろえることが重要です。

主なFX会社の表示単位や特徴を整理すると、次のようになります。

FX会社・サービス主な表示単位・特徴
SBI FXトレード原則1万通貨、一部高金利通貨は10万通貨
松井証券FX1万通貨あたり
JFX高金利通貨は10万通貨換算あり
みんなのFXLIGHT高金利通貨は10万通貨表示あり
LIGHT FXLIGHT高金利通貨は10万通貨表示あり
GMOクリック証券原則1万通貨、一部高金利通貨は10万通貨
外為オンライン通貨ペア・コースごとの条件を確認

たとえば2026年9月1日時点の公式サイトでは、高金利通貨の買いスワップとして、10万通貨あたり次のような表示がありました。

サービスTRY/JPYMXN/JPYZAR/JPY
みんなのFX LIGHT233円151円154円
LIGHT FX LIGHT232円142円142円
JFX※230円140円150円

※JFXは公式高金利通貨ページに掲載された10万通貨換算の買いスワップ。掲載・適用期間は通貨ペアごとに確認が必要です。

同じ通貨ペアでもFX会社によって差があります。

ただし、スワップポイントは毎日同じではありません。

1日だけの数字で判断せず、一定期間の実績と取引条件を確認しましょう。


スワップポイントとは?

スワップポイントとは、FXで異なる2通貨を売買した際に発生する金利差などの調整額です。

一般に、相対的に金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売る場合は受け取りになりやすく、反対方向では支払いになりやすい傾向があります。

ただし、

「買い=必ずプラス」「売り=必ずマイナス」

と決まっているわけではありません。

金利情勢や市場環境、FX会社の設定によって受払額は変動します。


スワップポイントは1日分だけで比較しない

スワップポイントは、1日分だけを見ると実態をつかみにくい場合があります。

スワップポイントは日々変動する

スワップポイントは固定された利息ではありません。

各国の政策金利や短期金利、市場環境などによって日々変動します。

昨日100円だったからといって、今後も毎日100円受け取れるとは限りません。

0日・複数日分になる場合がある

スワップポイントは、毎営業日必ず1日分付与されるわけではありません。

各国の祝日や受渡日の関係によって、

  • 0日分
  • 1日分
  • 3日分
  • 4日分
  • それ以上

となる場合があります。

ある日に300円付与されていても、3日分なら1日あたり約100円相当ということになります。

そのため、

「毎週○曜日なら必ず3日分」

と固定的に考えず、FX会社のスワップカレンダーで付与日数を確認しましょう。

直近1か月など一定期間で確認する

比較するときは、

直近1か月のスワップ合計 ÷ 付与日数

などで見ると、一時的な複数日付与の影響を受けにくくなります。

「今日はいくらか」だけでなく、一定期間でどの程度の水準だったかを見ることが重要です。


高金利通貨のスワップポイントを比較

スワップ運用で比較されることが多いのが、

  • トルコリラ/円
  • メキシコペソ/円
  • 南アフリカランド/円

などです。

いずれも円との金利差が大きくなりやすい一方、為替変動リスクにも注意が必要です。

トルコリラ/円

トルコリラ/円は、高い金利水準を背景にスワップポイントが大きくなりやすい通貨ペアです。

一方、トルコリラは過去に大幅な通貨安を経験しており、スワップ収益以上の為替差損が発生する可能性があります。

スワップ額だけで判断しないことが重要です。

メキシコペソ/円

メキシコペソ/円も、高金利通貨として取り扱われることが多い通貨ペアです。

10万通貨単位でスワップポイントを掲載するFX会社もあるため、他社と比較するときは数量をそろえる必要があります。

また、メキシコの金融政策だけでなく、米国経済や原油価格などの影響を受けることがあります。

南アフリカランド/円

南アフリカランド/円も、高金利通貨として知られる通貨ペアです。

南アフリカの景気・政策金利・資源価格などによって為替レートが大きく動く可能性があるため、スワップだけでなく為替差損益も確認する必要があります。


1万通貨・10万通貨ではスワップ収入はいくら違う?

スワップポイントを比較するときは、取引数量をそろえることが重要です。

たとえば仮に、

1万通貨あたり1日20円

の買いスワップが30日間変わらなかったとします。

保有数量1日30日
1,000通貨約2円約60円
10,000通貨約20円約600円
100,000通貨約200円約6,000円

10万通貨なら、1万通貨の10倍のスワップになります。

ただし、為替変動による損益も10倍になります。

また、この計算はスワップポイントが30日間変わらないと仮定した単純計算です。

実際のスワップポイントは変動します。


高スワップでも利益になるとは限らない

高いスワップポイントを受け取れても、FX取引全体で利益になるとは限りません。

為替差損がスワップ収益を上回る場合がある

たとえば1年間のスワップ収益が、

+30,000円

でも、為替変動による損失が、

-100,000円

なら、

合計損益は-70,000円

です。

スワップだけを見るのではなく、為替差損益と合わせて考える必要があります。

高金利通貨は値動きが大きくなることがある

トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドなどは、高いスワップを期待できる場合がある一方、政治・経済・金融政策などの影響で大きく変動する可能性があります。

政策金利が下がればスワップも減る可能性がある

高金利国が利下げを行えば、円との金利差が縮小し、受け取れるスワップポイントが減る可能性があります。

現在プラスのスワップが将来も同じ水準で続くとは限りません。


FX会社をスワップポイントで比較するときの確認ポイント

同じ通貨数量に換算する

最も重要なのが、比較する数量をそろえることです。

たとえば、

  • A社:1万通貨で20円
  • B社:10万通貨で150円

なら、そのままでは比較できません。

1万通貨換算なら、

  • A社:20円
  • B社:15円

となります。

1日ではなく一定期間の実績を見る

直近1か月など、一定期間のスワップ履歴で比較しましょう。

買いスワップと売りスワップの両方を見る

買いポジションで受け取れる金額だけでなく、売りポジションの支払額も確認しましょう。

たとえば、

  • 買い:+100円
  • 売り:-130円

のように、受取額と支払額が同じとは限りません。

一部のFX会社・通貨ペアでは、買いと売りの受払額を同額にする一本値が採用される場合もあります。

最低取引単位を確認する

同じ高金利通貨でも、FX会社によって最低取引単位が異なる場合があります。

1,000通貨から取引できるのか、1万通貨からなのかによって必要資金も変わります。

スプレッドも確認する

スワップポイントが高くても、スプレッドが広ければ取引開始時のコストが大きくなります。

特に短期間で決済する場合は、スワップだけでなくスプレッドも確認しましょう。


FXのスワップポイントに関するよくある質問

スワップポイントは毎日もらえる?

毎日必ず1日分受け取れるわけではありません。

付与日数が0日の場合や、複数日分がまとめて付与される場合があります。

1万通貨ならスワップはいくら?

FX会社・通貨ペア・日によって異なります。

比較するときは、同じ数量に換算しましょう。

スワップポイントは途中で変わる?

変わります。

政策金利や市場環境などによって日々変動します。

高金利通貨を買えば必ず利益になる?

いいえ。

スワップを受け取れても、為替差損がスワップ収益を上回る可能性があります。


まとめ|スワップは「金額・期間・数量・為替リスク」で比較しよう

FX会社のスワップポイントを比較するときは、

  • 同じ通貨ペアで比較する
  • 同じ取引数量に換算する
  • 1日ではなく一定期間の実績を見る
  • 買いと売りの両方を確認する
  • 付与日数を確認する
  • 為替変動による損失も考える

ことが重要です。

特にトルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アフリカランド/円などの高金利通貨では、スワップポイントが大きくなりやすい一方、為替変動によるリスクにも注意が必要です。

「スワップが高い=利益が大きい」と考えず、スワップ収益と為替差損益を合わせて確認しましょう。

※本記事は情報提供を目的としており、特定のFX会社の利用や投資行動を推奨するものではありません。スワップポイント・付与日数・取引条件などは変更されます。実際に取引する際は、各FX会社の公式サイト・スワップカレンダー・契約締結前交付書面等で最新情報をご確認ください。

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※FX取引には為替変動やレバレッジによる損失リスクがあります。取引条件やリスクを確認してください。

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