SBI FXトレードとSBI証券のFXの違いを比較|どちらを選ぶ?

FX会社

SBI FXトレードとSBI証券のFXは、どちらもSBIグループのFXサービスですが、同じサービスではありません。

最低取引単位や取扱通貨ペア、レバレッジ設定、証券口座との連携機能などに違いがあります。

この記事では、SBI FXトレードとSBI証券のFXの違いを比較し、それぞれどのような人に向いているのかを解説します。

SBI FXトレードとSBI証券のFXは別のサービス

SBI FXトレード株式会社が提供するFXサービスが**「SBI FXTRADE」、株式会社SBI証券が提供するFXサービスが「SBI FX」**です。

どちらもSBIグループですが、運営会社や口座、取引環境は別です。

SBI FXトレードを利用する場合はSBI FXトレードの口座、SBI証券のFXを利用する場合はSBI証券側のFX口座が必要になります。

SBI FXトレードとSBI証券のFXの違いを比較

主な違いをまとめると、次のとおりです。

比較項目SBI FXトレードSBI証券のFX
サービス名SBI FXTRADESBI FX
運営会社SBI FXトレード株式会社株式会社SBI証券
最低取引単位1通貨100通貨
取扱通貨ペア34通貨ペア39通貨ペア
個人のレバレッジ最大25倍※一部通貨ペアを除く1倍・3倍・5倍・10倍・25倍のコース
スマホアプリSBI FXTRADESBI証券 FXアプリ
株券担保なしあり
米ドル/円の現引なしあり
主な特徴1通貨から少額取引SBI証券の資産と組み合わせやすい

大きな違いは、SBI FXトレードは1通貨から取引できることと、SBI証券には株券担保や現引など証券口座との連携機能があることです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

最低取引単位はSBI FXトレードが1通貨・SBI証券は100通貨

少額でFXを始めたい人にとって、特に分かりやすい違いが最低取引単位です。

SBI FXトレードは1通貨から取引できる

SBI FXTRADEでは、1通貨から取引できます。

たとえば米ドル/円なら1ドル単位から取引できるため、実際のFXをできるだけ少額で経験したい初心者にも利用しやすい取引単位です。

取引数量を細かく調整できることは、SBI FXトレードの大きな特徴です。

SBI証券のFXは100通貨から取引できる

SBI証券の通常のSBI FXは、100通貨から取引できます。

100通貨でも1,000通貨や1万通貨と比べれば少額ですが、最低取引単位を比較すると、

SBI FXトレード:1通貨

SBI証券:100通貨

となります。

できるだけ小さな数量から始めたい場合は、SBI FXトレードの方が取引数量を細かく調整できます。

取扱通貨ペアはSBI証券のFXの方が多い

取扱通貨ペア数にも違いがあります。

SBI FXトレードは34通貨ペア

SBI FXTRADEでは、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円などを含む34通貨ペアを取り扱っています。

主要通貨だけでなく、高金利通貨やクロス通貨も取引できます。

SBI証券のFXは39通貨ペア

SBI証券のSBI FXでは、39通貨ペアを取り扱っています。

取扱数だけで比較すると、

SBI FXトレード:34通貨ペア

SBI証券:39通貨ペア

となり、SBI証券の方が多くなっています。

ただし、米ドル/円やユーロ/円など主要通貨を中心に取引する場合は、通貨ペア数だけで選ぶ必要はありません。

SBI FXトレードとSBI証券のスプレッドの違い

スプレッドは、買値と売値の差として発生するFXの取引コストです。

SBI FXトレードとSBI証券ではスプレッドの提示条件が異なるため、実際に取引する通貨ペアや取引数量を確認して比較することが大切です。

代表的な3通貨ペアを比較すると、次のようになります。

通貨ペアSBI FXトレードSBI証券のFX
米ドル/円0.18銭0.2銭
ユーロ/円0.38銭0.5銭
ユーロ/米ドル0.3pips0.4pips

※SBI FXトレードは注文数量1~100万通貨の基準値。
※SBI証券は100通貨~200万通貨、午前9時~翌午前3時の原則固定スプレッド(例外あり)。
※スプレッドは市場環境や取引数量などによって拡大する場合があります。最新情報は各社の公式ページをご確認ください。

SBI FXトレードのスプレッド

SBI FXTRADEでは、注文数量によってスプレッドが変わる仕組みになっています。

注文数量1~100万通貨の基準値では、米ドル/円0.18銭、ユーロ/円0.38銭、ユーロ/米ドル0.30pipsとなっています。

100万通貨を超えると基準となるスプレッドが変わる場合があるため、大口取引では注文数量ごとの条件も確認しておきましょう。

公式 SBI FXトレード スプレッド実績

SBI証券のFXのスプレッド

SBI証券では、2026年8月24日から米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドルの5通貨ペアについて、100通貨~200万通貨の取引数量区分にスプレッド広告表示が適用されています。

午前9時~翌午前3時のコアタイムでは、米ドル/円0.2銭、ユーロ/円0.5銭、ユーロ/米ドル0.4pips相当が原則固定(例外あり)です。

200万通貨を超える取引や、広告表示対象外の通貨ペアについては、取引画面に表示されるスプレッドを確認する必要があります。

公式 SBI証券 FX スプレッド・サービス概要

この3通貨ペアの公表値だけを見るとSBI FXトレードの方が狭い水準ですが、両社では公表条件が異なり、スプレッドも市場環境によって変動します。

そのため、実際に取引するときは最新のスプレッドを確認して比較するとよいでしょう。

レバレッジ設定の違い

レバレッジの設定方法にも違いがあります。

SBI FXトレードは個人口座で最大25倍

SBI FXTRADEの個人口座では、原則として最大25倍のレバレッジが適用されます。

一部の通貨ペアでは最大レバレッジが異なります。

SBI FXTRADEではレバレッジコースそのものを選択する仕組みではなく、資金量や取引数量を調整して実効レバレッジを管理します。

SBI証券はレバレッジコースを選べる

SBI証券では、個人向けに、

  • 1倍
  • 3倍
  • 5倍
  • 10倍
  • 25倍

のレバレッジコースがあります。

あらかじめ低いレバレッジコースを選んで取引したい人には、分かりやすい仕組みです。

一方、SBI FXトレードでも取引数量を小さくすることで、実際に使うレバレッジを抑えることはできます。

SBI証券のFXは証券口座との連携機能がある

SBI証券のFXには、SBI FXトレードにはない証券会社ならではの機能があります。

代表的なのが、FX株券担保サービス米ドル/円の現引です。

国内株式をFXの担保にできる

SBI証券では、保有している国内株式をFXの保証金として活用できるFX株券担保サービスがあります。

すでにSBI証券で国内株式を保有している人にとっては、保有資産を活用しながらFXを取引できることが特徴です。

ただし、担保となる株式の価格が下落すれば担保価値も変化するため、FXの損益だけでなく株価の変動にも注意する必要があります。

米ドル/円では現引を利用できる

SBI証券のSBI FXでは、米ドル/円の買建玉について現引注文を利用できます。

現引すると、FXの買建玉を円に戻して決済するのではなく、米ドルとして受け取ることができます。

受け取った米ドルは、条件を満たせば米国株式などの外貨建商品の購入資金として活用できます。

FXだけでなく、米国株などもSBI証券で取引している人にとっては便利な機能です。

スマホアプリ・取引ツールの違い

SBI FXトレードでは「SBI FXTRADE」アプリを利用でき、初心者向けのかんたんモードと、より多くの注文方法やチャート機能を利用できる標準モードがあります。

一方、SBI証券にも専用の「SBI証券 FXアプリ」があり、PCではFX取引サイトやHYPER SBI FXなどを利用できます。

どちらもスマートフォンからFX取引ができますが、画面構成や機能は異なります。

スマホを中心に取引する場合は、最低取引単位や取引条件だけでなく、アプリの操作性も比較ポイントになります。

SBI FXトレードとSBI証券のFXはどちらを選ぶ?

どちらが向いているかは、FXで何を重視するかによって変わります。

SBI FXトレードが向いている人

SBI FXトレードは、次のような人に向いています。

  • 1通貨からFXを始めたい
  • できるだけ小さな数量で実際の取引を経験したい
  • 取引数量を細かく調整したい
  • FXを中心に利用したい
  • 初心者向けのかんたんモードからアプリ操作を覚えたい

特に、1通貨から取引できることはSBI FXトレードの大きな特徴です。

少額取引を重視するFX初心者には選択しやすいでしょう。

SBI証券のFXが向いている人

SBI証券のFXは、次のような人に向いています。

  • すでにSBI証券を利用している
  • 100通貨からの取引で十分
  • より多くの通貨ペアから選びたい
  • レバレッジコースを選びたい
  • 国内株式をFXの担保として活用したい
  • FXで取得した米ドルを米国株などに活用したい

特に、株券担保や現引など、SBI証券の証券口座と連携できる機能を利用したい人にはSBI証券のFXが向いています。

そのため、

少額でFXそのものを始めたい → SBI FXトレード

SBI証券の株式・外貨建商品との連携を重視 → SBI証券のFX

と考えると分かりやすいでしょう。

SBI FXトレードとSBI証券のFXに関するよくある質問

SBI FXトレードとSBI証券は同じ会社?

同じ会社ではありません。

SBI FXTRADEはSBI FXトレード株式会社、SBI FXは株式会社SBI証券が提供しています。

どちらもSBIグループですが、別会社・別サービスです。

SBI証券の口座があればSBI FXトレードも使える?

SBI証券のFXとSBI FXトレードは別サービスです。

SBI FXトレードを利用する場合は、SBI FXトレード側で口座開設する必要があります。

SBI証券の通常FXは何通貨から取引できる?

SBI証券の通常のSBI FXは100通貨から取引できます。

なお、SBI証券には通常のSBI FXとは別に「積立FX」があり、こちらは1通貨から利用できます。

通常のFX取引と積立FXは別のサービスなので、混同しないようにしましょう。

まとめ|SBI FXトレードとSBI証券のFXは目的で選ぼう

SBI FXトレードとSBI証券のFXは、同じSBIグループでも特徴が異なります。

1通貨からの少額取引を重視するならSBI FXトレード、SBI証券の株式や外貨建商品との連携を重視するならSBI証券のFXが選択肢になります。

最低取引単位だけでなく、通貨ペア、レバレッジ設定、証券口座との連携機能などを比較して、自分の取引目的に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。

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